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ジェネラティブNFTとは?

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ジェネラティブNFTっていう言葉を目にするけど、これって普通のNFTとは違うものなの?何が違うのかも知りたい!

そんな方向けに、ジェネラティブNFTについて解説していきます!

わたしもNFTの世界に入り始めた当初は、旦那に「○○のコレクションはジェネラティブだから~」といわれても頭の中がハテナマークのまま、聞き流していました。

実際、NFTの情報収集をしていると、意外と「ジェネラティブNFT」という単語をみかける機会があります。NFTを買うときの参考にしてみてください♪

▼NFTにも種類があるの?NFTすらまだよくわからないのに!という方はこちらの記事へ

ジェネラティブNFTとは?

一言でいうと、コンピューターのプログラミンで自動作成したNFTのことです。

ジェネラティブNFTの前に、『ジェネラティブアート』という芸術のジャンルがあることもおさえておきましょう。

ジェネラティブアートまたはジェネレーティブアート(英: Generative Art)は、コンピュータソフトウェアのアルゴリズムや数学的/機械的/無作為的自律過程によってアルゴリズム的に生成・合成・構築される芸術作品を指す。(Wikipediaより)

どんぐり嫁
どんぐり嫁

ジェネラティブアートのNFT版が、ジェネラティブNFTってことだね!

「ジェネラティブ」ではない普通のNFTは、通常1つ1つが人の手で製作されています。つまり、1つの作品をつくるのに時間も労力もかけて完成させるので、1点ものが多い傾向にあります。

一方で、ジェネラティブNFTではプロセスの多くをコンピューターに任せて製作します。通常のNFTに比べると、所要時間が大幅に短縮でき、より多くの作品を生み出すことができます。

OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで、似たようなデザインだけど持ってるものや色などが少しずつ違うコレクションを見たことがあるかと思いますが、多くがジェネラティブNFTです。

人かコンピュータかっていうことね!

ジェネラティブNFTの仕組み

コンピューターのプログラミングによってNFTを自動生成するジェネラティブNFTですが、プログラミングは様々ある中で、代表的なのはこちらの3つ。

ジェネラティブNFTの種類
  • デザインを1からすべて自動作成させる
  • パーツは人の手で作成・組み合わせをコンピューターに委ねる   
  • 段階的リビール(時間の経過とともに作品がみえるようになる)        など

特に、2つ目の「パーツを人の手で作成し、組み合わせをコンピューター任せにする」という方法が、近頃国内NFT界で1度に数千体のコレクションを出すプロジェクトに活用されています。

▼ジェネラティブNFT作成の仕組みはこんな感じです。

図のように、輪郭・髪型・目・鼻・口を3通りずつ用意するだけでも、組み合わせとしては243通りが出来上がります。

これに加えて、眉毛だったり表情だったり、またはアクセサリー(持っているアイテム)などを追加していくとさらに種類を増やすことができます。

このような仕組みで、数千点以上のコレクションを制作することが可能になります。

実際のジェネラティブNFT

openseaよりhttps://opensea.io/collection/cryptopunks

NFTアートのコレクションとして世界的に有名なCryptoPunks(クリプトパンクス)。コレクションの1つの詳細についてみてみると、このような項目があります。

要素としては、「髭があって」、「オタク眼鏡をかけていて」、「髪の毛が立ってる」「男性」という4つから構成されています。

CryptoPunksはジェネラティブNFTとして、10,000体というすごい数をリリースしました。1つ1つ人の手で作成していたらものすごい大変な作業だったはず!

このブログで以前ご紹介した、APP(AopandaParty)やMetaKozo(メタコゾー)もジェネラティブNFTなので、ぜひOpenSeaで、どのような構成要素があるのかのぞいてみてくださいね。

ジェネラティブNFTが増えている理由

近頃の国内NFTプロジェクトは、ジェネラティブNFTであることが多いようです。

その1番の理由としては、前述の通り1つ1つ人の手で作成するNFTに比べると、少ない労力でたくさんのNFTが作成できる、結果として比較的安価で多くの人に手にしてもらうことができ、認知度アップにつながるからです。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

あくまで1つ1つ手作業に比べたら労力・時間が少なく済むというだけで、クリエーターさんのパーツづくりもすごく大変だというのは前提で….

最後に

今回は、ジェネラティブNFTについてご紹介しました。1つ1つ作るNFTの方がすごい、コンピューターで大量生産だから楽ということではないことは念押しさせてください。

コンピューターで最終的に組み合わせが決まるとはいえ、パーツ作成はクリエーターさんのお仕事。もちろん最終的なイメージ像をもとに作成されていることがほとんどですが、数千体・数万体ともなるとクリエーターさん自身も、どんなNFTが作成されるのか、できてみないと把握しきれないというのはおもしろいですよね。

プロジェクトによっては、クリエーターさんのNFT作成秘話についてお話を聞く機会があったりもするので、ぜひTwitterのスペースやAMAを聞いてみてくださいね♪

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