ポリゴンチェーンでNFTを買おうと思ったら、MATICが足りない！ってなったよ！MATICってなに？どうやって買うの？
そんな方に、ポリゴンチェーンのMATIC(マティック）についての概要と入手方法についてご紹介します。
ポリゴンチェーンでのNFTの売買にはMATIC（マティック）がガス代として必要になってきますが、必ずしも「買う」必要はありません。入手方法についてもみていきましょう。
▼ポリゴンチェーンについてもう一度確認したい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
ポリゴンチェーンの通貨
NFT取引でポリゴンチェーンを使用する際の、メインとなる通貨が2つあります。それが、「MATIC（マティック)」と、「ETH-PoS（紫イーサ）」です。
ETH（イーサ）
ポリゴンチェーンで、NFTの本品代・決済として使用する通貨。
メタマスク上の表記は、イーサリアムチェーンと同じ「ETH」です。多くの場合、NFTの主要通貨であるイーサリアムチェーンのETHを「ブリッジ」して、ポリゴンチェーンで使用可能な紫イーサに変換して入手します。
同じイーサリアム連合の中でも違う国という考え方だから、「両替」が必要！次に説明するポリゴンチェーンでも同じように交換が必要だよ！
イーサには、３つの種類があります。イーサリアムチェーン上の黒イーサ（ETH/イーサ）、オファーなどに使用する赤イーサ（WETH/ラップドイーサ）、そしてポリゴンチェーン上の紫イーサ（ETH-PoS）です。
ただし、ポリゴンチェーン上の紫イーサは今回解説した、「ブリッジ」をしている関係上、呼称が場所やひとによってさまざまです。ETH・ETH-PoS・WETHとわかれていて、混乱しやすいですが、ポリゴンチェーン上のイーサは１つだけです。
▼ブリッジ・ブリッジのやり方についてはこちらの記事を参考にしてみてください！
MATIC（マティック）
ポリゴンチェーンで、主にガス代（手数料）として使用する通貨。
イーサリアムチェーン同様、ポリゴンチェーンでも取引手数料としてガス代が発生します。もともと、イーサリアムが抱えるガス代の高騰をはじめとする、「スケーラビリティ問題」を解決するためにポリゴンチェーンは開発されました。＞＞＞スケーラビリティ問題を復習する
ポリゴンチェーンのMATICを使用することで、ガス代を安く抑える仕組みになっています。
MATIC（マティック）の入手方法
MATIC(マティック)の入手する代表的な方法として、以下が挙げられます。
・暗号資産取引所で購入する
・ポリゴンの公式サイトでスワップする
・メタマスクでスワップする
通貨を「交換」することを「スワップ」というよ！
暗号資産取引所で購入する
この方法は、ETH（イーサ）を全くもっていない場合の選択肢です。MATIC(マティック)の取り扱いがある暗号資産取引所で必要分を購入します。
国内暗号資産取引所では現在のところ取り扱いがないので、海外取引所のバイナンスなどを利用することになります。
ポリゴンの公式サイトで交換する
この方法は、すでに紫ETH（イーサ）などの暗号資産をポリゴンチェーンに所有している場合の選択肢です。
他の暗号資産をスワップすることも可能ですが、ここではNFTを買う前提で、イーサリアムチェーンのETH（イーサ）をポリゴンチェーンにブリッジしてあるところから解説します。
メタマスクのブラウザから、ポリゴン公式サイトに接続します。
▲ウォレットを接続し、左上のメニュータブから、「Swap for Gas」を選択します。
▲必要なMATIC（マティック）を選択し、Approve/承認し、「署名」しましょう。
この交換にはガス代はかからないよ！
ポリゴンチェーンの分散型暗号資産取引所のひとつ。「分散型」なので国内のコインチェックやビットフライヤーとは異なり口座開設等の手続き不要でウォレットを接続のみで利用ができます。ETHとMATICの交換をQuickswapで行うこともできます。
メタマスクでスワップする
この方法は、NFT取引では常に使用するメタマスクのみで完結する交換方法です。
一番簡単で便利な方法なので、おすすめです。
【 事前準備として、メタマスクで以下を完了させておきましょう】
・ポリゴンチェーンの「ネットワークを追加」
・イーサをポリゴンチェーンに「ブリッジ」
▼必要な方は、手順をこちらの記事で確認しましょう！
まずは、メタマスクのウォレット画面を開きましょう。
▲ネットワークを、イーサリアムからポリゴンに切り替えます。交換する紫ETHをタップします。
▲スワップをタップし、スワップを開始します。
▲交換するETHの金額を入力、交換先通貨を「MATIC」に指定し、クォートを入手します。
クォート入手は、交換した場合の見積もり（Quote）をくださいってことだよ！
ここでは、WETHと表記されてるね！
▲見積もりが出てきたら、ガス代を確認して、よければスワイプしてスワップします。
▲これが表示されたら、スワップ完了！
簡単でしょ！
最後に
ポリゴンチェーン主要通貨のMATIC(マティック)とは何か、そしてその入手方法についてご紹介しました。
ポリゴンチェーンを利用したNFTの取引をする際には、ETH‐PoS（紫イーサ）とMATIC(マティック)が両方必要だから、最初に取引をするときはひと手間あってめんどくさいと思うかもしれません。
でも、一度やってしまえば、ガス代の安いポリゴンチェーンでは、そう何度もMATICを追加で入手する必要はないですし、メタマスクでのスワップ方法はとてもシンプルでわかりやすいので毛嫌いせずに、ポリゴンチェーンのNFTも視野にいれていきましょう！
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