NFT取引をはじめるにはウォレットが必要ってきいたんだけど、ウォレットっていうのはどういうものなの?どんな選択肢があるのかとか、違いについて知りたいな!
- ウォレットとは何か
- ウォレットの種類や特徴
- おすすめのウォレット10選
- ウォレットのつくり方
ウォレットとは、インターネット上で暗号資産(仮想通貨やNFT)を保管するお財布のことです。日常生活において、紙幣や硬貨をお財布にいれるのと同じで、ウォレットに暗号資産を保管しておいて、管理したり取引を行うことができます。
『NFTの買い方』と調べると、多くの場合ウォレット(=メタマスク)を準備すると出てきますよね。たしかに、NFT取引に、メタマスクは欠かせません。でも、ウォレットにはメタマスク以外にもいろいろな種類があることをご存知でしたか?
今回は、「ウォレットについて詳しくしりたい!」「違いを知ってもっとたくさんの選択肢から選びたい」という方向けに、ウォレットの種類・特徴・作り方について解説していきます!
NFT取引を始めるのに必要なもの
NFT取引を始めるための、必須アイテムは順番に、以下の3つ。
STEP1. 暗号資産(仮想通貨)取引所の口座
STEP2. 暗号資産イーサ(ETH)
STEP3. ウォレット
これらがそろってはじめて、OpenSeaやBlurといったNFTマーケットプレイスでNFTの取引をすることが可能になります。
まず、ビットフライヤーやコインチェック、GMOコインといった国内の暗号資産(仮想通貨)取引所の口座を開設し、日本円でイーサ(ETH)を購入します。
次に必要になるのが、今回ご紹介する『ウォレット』です。
暗号資産(仮想通貨)の売買だけを目的とするならば、取引所の口座だけでいいという方もいるかもしれません。
「売ったり買ったり」だけが目的だったらね。ちょっと世界が狭くなっちゃうかな!
しかし、NFTの購入やその他インターネット上の様々なサービスを受けるには、必ずウォレットが必要になります。
▼NFTを買う手順については、こちらの記事で詳しく説明しているので参考にしてみてください。
ウォレットとは何か?
ウォレットとは、暗号資産(仮想通貨やNFT)を保管するための、インターネット上のお財布のことです。日常生活におけるわたしたちのお財布の役割を果たすのが、ウォレットです。
ただし、暗号資産(仮想通貨やNFT)のデータそのものが保管されているわけではない、というのは覚えておきましょう。保管されているのは、この後解説する、暗号化された『秘密鍵』です。
◎ 『暗号資産やNFTの「秘密鍵」が暗号化されて保管されている。』
× 『暗号資産やNFTそのものがウォレットに保管されている』
これ勘違いしやすいから要注意!結構大事!
暗号資産(仮想通貨)自体の取引においても、NFTの売買をする過程においても、暗号資産のやり取りを行います。いずれにしても、大事なお金を投資して獲得した自分の大切な資産を、安全に保管することはとても重要です。
セキュリティの高いウォレットに暗号資産を保管することで、ハッキングのリスクを減らすことができるため、ウォレットは、暗号資産を扱う上での必需品といえます。
なぜウォレットが必要なのか?
ウォレットは、暗号通貨(仮想通貨)の保管・取引のためのものであると同時に、さまざまなアプリやサービスを利用するために必要です。
そのアプリやサービスは、DApps(DecentralizedApplications)と呼ばれる、ブロックチェーン上で動作するアプリケーションのことです。
スマートコントラクトにより、中央集権的な管理者なしで、DAppsはあらゆる取引や契約の実行を自動的に行うことができます。ウォレット内でDAppsにアクセスして接続させて、暗号資産の送受信や取引を行うという流れになります。
代表的なDAppsの例として、NFTマーケットプレイスのOpenSeaや、DeFi(分散型金融)PancakeSwapがあります。様々なDAppsが存在していますが、それらはすべて、ウォレットがある前提で利用できるものなので、利用したいものによって選ぶウォレットも異なってきます。
ウォレットの3つのメリット
ウォレットのメリットとして、以下の3つが挙げられます。
・セキュリティの向上
・取引の簡便性
・匿名性の確保
セキュリティの向上
ウォレットはセキュリティが高いといえる理由は、公開鍵と秘密鍵という暗号システムを採用して所有者の暗号資産を守っているからです。
公開鍵と秘密鍵は、法定通貨の日本円を預ける銀行を例に考えると理解しやすいかと思います。
「公開鍵」: 銀行の口座番号 :振込依頼のために他人に教えることができる
「秘密鍵」: 口座の暗証番号 :人に知られてはいけないもの
※公開鍵を暗号資産アドレスともいいます。
日常生活における銀行の暗証番号が大事であるのと同様に、秘密鍵は他人に知られることなく、しっかりと守るべき情報であり、一番の機密情報です。
この暗号資産の所有権は誰のものかを示すといってもいい!
秘密鍵は、自分で設定するパスワードのような、数字4桁・8文字以上の英数字という簡単なものではありません。例えば、あるウォレットでは、アカウント開設時に表示された12個の英単語を、順番通りに並べることを条件とする難しいものになっています。
この秘密鍵こそが、ウォレットのセキュリティを高める大きな要素になっています。
また、ウォレットは、ユーザーが直接管理するため、中央集権的なサービス(取引所や銀行)などの自分の管理できないところから情報がもれる心配はありません。
取引の簡便性
ウォレットによって、暗号資産(仮想通貨)の送金や受け取りが簡単にできます。
営業時間などを気にする必要がないので、24時間365日、世界中のどこからでもインターネット接続さえあれば、取引が可能です。銀行の口座にあたる、ウォレットの公開鍵=アドレスだけで、相手と取引を実行することができます。
PaypayとかLinePayにも相手にぱぱっとその場で送金できちゃう仕組みがあるよね!あれと同じ感じ!もちろん受け取りもね!
多くのウォレットは、スマートフォンアプリもあるので、外出先でも操作が可能となり、さらに取引の利便性が高くなります。
匿名性の確保
ウォレットによって、ユーザーの匿名性を確保することができます。
ウォレットを使用した取引では、取引相手に伝えるのはウォレットアドレスのみ。そのため、その他の個人情報が相手に知られることはありません。
また、個人のウォレット保持数に上限があるわけではないので、複数のウォレットを使用して資産の分散管理をすることで、より個人を特定しににくすることもできます。
ウォレットの種類と特徴
ウォレットは、大きく2つに分類することができます。
ホットウォレットか、コールドウォレットか。
暗号資産の保管方法が、インターネットにつながった状態=オンラインかオフラインかという違いです。
・ホットウォレット
ウェブウォレット、モバイルウォレット、デスクトップウォレット
・コールドウォレット
ペーパーウォレット、ハードウェアウォレット
ホットウォレットとは
ホットウォレットは、インターネット上のアプリやブラウザで暗号資産を管理するオンラインのウォレットです。ウェブウォレット、モバイルウォレット、デスクトップウォレットの3種類があります。
ソフトウォレットと呼ばれることもあるよ!「ウォレット」とつくものがたくさんあって混乱するね(笑)
ウェブウォレット
ウェブウォレットは、暗号資産(仮想通貨)をウェブサイトで管理するウォレットのことです。通常はウェブサイト上で登録・ログインして利用し、秘密鍵の管理は、ウェブウォレットサービスを提供する事業者が行います。
ビットフライヤーやコインチェックといった国内の暗号資産取引所が提供するウォレットのサービスも、このウェブウォレットです。
ウェブウォレットのメリットは、場所や時間デバイスを気にせず、ネット接続があればいつでも使えるところ。ブラウザを通じて簡単にアクセスでき、初心者でも簡単に使い始めることができます。
ただし、事業者側のサーバーがハッキングに遭い情報が洩れるリスクや、メンテナンスなどにより、一時的に取引を制限されることがあるのがデメリットです。
Web3.0のポイントが「分散型」ということを既に理解している方の疑問にお答えします☆
中央管理者に情報や権力が集中することで、サーバーがハッキングに遭って情報漏洩したり、一時的に取引制限があることは、Web2.0での問題点であり、Web3.0が解決を目指したものです。
その点では、一般的にウェブウォレットは、中央集権型のサーバーに秘密鍵を保存し、ユーザーがそのサーバーを通じて取引を行うので、分散型とはいえません。
ある意味Web2.0とWeb3.0の中間のようなものかな!
取引所の口座とウォレットの違い
取引所の口座を作ったら、ウォレットってタブがあったよ?
その通り!でも取引所の口座とウォレットは基本的には別のものと認識されてるよ!
暗号資産取引所の口座はウォレットとは異なるものです。「ウォレット」と表示があるので混乱しやすいですよね。
取引所の口座は、シンプルにユーザーが暗号資産(仮想通貨)を「売買取引」するために使用するものです。一方で、ウェブウォレットは、暗号資産(仮想通貨)を「保管」するためのサービスです。
ただし、一部の取引所では、口座とウォレットを統合して提供している場合があります。この場合、取引所で取引を行うと同時に、ウォレットとしても機能することができるので、前述のウェブウォレットに分類されます。
取引所の主な目的が「暗号資産(仮想通貨)の売買取引を行う場所の提供や暗号資産を販売すること」である一方、本来のウォレットの目的は「取得した資産を保管すること」という違いがあることは認識しておく必要があるでしょう。
他の取引するつもりないから、口座に入れっぱなしにしておけば安全!ってわけでもないんだよね~
デスクトップウォレット
デスクトップウォレットは、暗号資産(仮想通貨)をパソコンの専用ソフトウエアで管理するウォレットのことです。自分で秘密鍵を管理して、自分で資産を守ります。
ソフトウェアによっては、オンライン・オフライン両方で資産管理ができるので、保管中のハッキングリスクはウェブウォレットより低いとされています。
パソコンのウィルス感染や、故障というリスクや、外出先での利用時はWi-Fiを必要とするのが、デスクトップウォレット特有のデメリットといえます。
モバイルウォレット
モバイルウォレットは、暗号資産(仮想通貨)をスマートフォンやタブレットの専用アプリで管理するウォレットのことです。これも、自分で秘密鍵を管理して、自分で資産を守ります。
重たいパソコンを持ち歩く必要がなく、スマートフォンやタブレットで済むので、いつでもどこでも簡単に暗号通貨を管理することができ、日常生活で利用しやすいというメリットがあります。
パソコンと違って、Wi-Fiを必須としないのも便利な点です。
ただし、スマートフォンやタブレット自体の紛失や盗難というリスクがあるのは特有のデメリットといえます。
コールドウォレットとは
コールドウォレットとは、インターネットと完全に切り離した状態で暗号資産を管理する、オンラインのウォレットです。ペーパーウォレットとハードウェアウォレットの2種類があります。
ペーパーウォレット
ペーパーウォレットは、暗号資産(仮想通貨)を紙で保管するウォレットのことです。公開鍵と秘密鍵を紙に印字して保管します。
オフラインなので、保管中のハッキングリスクはゼロなのがメリットです。一方で、物理的な紙に記録するため、紛失や盗難による被害のリスクがあることや、廃棄してしまうという危険性もあります。
燃えちゃう可能性もあるよかもしれないよね…
そのため、プライベートキーを印刷する前に、セキュリティに配慮し、バックアップをとることが大切です。
ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットとは、暗号資産(仮想通貨)を専用端末(USBなど)を購入して保管するウォレットのことです。秘密鍵をさらに暗号化して端末に保管します。
オフラインで保管するので、ペーパーウォレット同様、保管中のハッキングリスクをゼロにできるという点で非常に優れています。
一方で、実際に暗号資産(仮想通貨)取引を行う場合には、インターネット接続が必要であるため、ハッキングのリスクには一時的にさらされてしまうということに注意が必要です。
また、専用端末の購入費用が高い場合があることや、初期設定やバックアップ作業が少し初心者には難しく感じる場合があることがデメリットになります。
コールドウォレットなのかハードウォレットなのか
暗号資産は、1つのウォレットに集約せず、分散管理が基本です。
暗号資産(仮想通貨)取引所は、常に世界中のハッカーから狙われています。もちろん、各社セキュリティを強固に対策をたててくれていますが、100%できているかは誰にもわかりません。
取引所がハッキングにあい、自分の大事な資産を失わないためにも、暗号資産(仮想通貨)の保管はしっかりと分散させておく必要があります。
暗号資産(仮想通貨)購入のために取引所のウォレットに残しておく分【ウェブウォレット】、日々送金や決済などで利用する分【モバイルウォレット】、そして定期預金のようにしばらく放置しておいて問題ない資産をおいておく分【ハードウェアウォレット】というような使い分けをしていきましょう。
☆とりあえず仮想通貨を始めるなら、取引所のウォレット
☆NFT取引や、ゲームをやるならモバイルウォレット
☆多額の資産を管理するなら、ハードウェアウォレット
わたしは、NFT取引をメインにやっていて、モバイルのメタマスクと、別アカウントのデスクトップウォレットのメタマスク、そしてハードウェアウォレットにわけてるよ!最初は1つで始めて、いつわけていこうかな~なんて先のばしにしてるうちに、少しずつ資産が増えてきて不安になってきたから、時間をとって対策をしたよ!
おすすめのソフトウォレット
まず作るなら、どのウォレットがいいの?
有名どころを5つ紹介するね!
- MetaMask(メタマスク)
- Coinbase wallet(コインベースウォレット)
- MyEtherWallet(マイイーサウォレット)
- Phantom Wallet(ファントムウォレット)
- Trust Wallet(トラストウォレット)
MetaMask(メタマスク)
メタマスクは、イーサリアムチェーン系に対応したブラウザ拡張機能を備えたウォレットです。イーサ(ETH)以外の暗号資産(仮想通貨)にも対応できる汎用性の高いウォレットです。NFT取引を始める方にまずおすすめ!
・世界的に利用されているウォレット
・ブラウザ拡張機能を使って簡単にインストールできる
・イーサリアム系の様々なアプリケーションと接続できる
・ユーザーが自分で秘密鍵を管理する、自己管理型ウォレット
・日本語対応している
わたしが最初につくったウォレットもこれ!
Coinbase Wallet(コインベースウォレット)
コインベースウォレットは、アメリカ合衆国最大の暗号資産(仮想通貨)取引所が提供する、モバイルウォレットです。
・何十万もの暗号資産(仮想通貨)に対応
・コインベースの口座をもっていれば、すぐに連携できる
・クレジットカードやデビットカードでの入金対応
・ユーザーが自分で秘密鍵を管理する、自己管理型ウォレット
・日本語対応している
My Ether Wallet(マイイーサウォレット)
My Ether Wallet(マイイーサウォレット)は、イーサリアムチェーン系に強いデスクトップウォレットです。
・イーサリアム系のアプリケーションに対応
・アプリ内で他の暗号資産(仮想通貨)に交換できる
・ハードウェアウォレットと接続できる
・ユーザーが自分で秘密鍵を管理する、自己管理型ウォレット
・日本語対応していない
Phantom Wallet (ファントムウォレット)
Phantom Walletは、Solanaチェーンに特化した、ブラウザ拡張機能をもつウォレットです。
・Solana(ソラーナ)チェーン系のアプリケーションと接続できる
・Solanaチェーンを利用することによって、早くて手数料の安い取引が可能
・暗号資産(仮想通貨)の購入・交換が可能
・日本語対応していない
Trust Wallet(トラストウォレット)
Trust Wallet (トラストウォレット)は、世界大手の暗号資産(仮想通貨)取引所のBinance社の傘下の、モバイルウォレットです。
・65以上のブロックチェーンと450万以上の暗号資産(仮想通貨)に対応
・暗号資産(仮想通貨)をクレジットカードで購入できる
・Binanceのセキュリティ機能を利用できる
・日本語対応している
おすすめハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットはどんなものがあるの?値段も教えてくれると嬉しいな..
有名どころを5つ紹介するね!
- LedgerNano S plus(レッジャーナノS plus)
- Trezor(トレザー)
- SafePal(セーフパル)
- CoolWallet(クールウォレット)
- SecuX(セキュエックス)
Ledger Nano S Plus
レジャーナノS Plusは、フランスのレジャー社(Ledger)が販売している暗号資産専用のハードウェアウォレットの1つです。日本国内でNFT取引をやっている人の多くが選んでいる製品でもあります。
・ユーザーフレンドリーで機能充実
・5500種類の暗号資産(仮想通貨)に対応
・日本の正規代理店で¥12,499円 (2023.4現在)
※Bluetooth機能搭載の別機種もあるので気になる方はこちらの記事を確認してみてください。
Trezor Model T
Trezor Model Tは、暗号資産(仮想通貨)の保管に適したハードウェアウォレットです。従来のハードウェアウォレットに比べて操作画面が大きいのが特徴です。
・1200種類以上の暗号資産(仮想通貨)に対応
・タッチスクリーンで操作がしやすい
・microSDをロック解除条件として使って、さらにセキュリティを強化できる
・219USドル(約29,090円)2023.4現在
Keepkey
Keepkeyは、アメリカのShapeShift社が開発したハードウェアウォレットです。他に比べて対応通貨が少ないですが、値段がお手頃です。
・デザイン性がいい(かっこいい)
・画面が大きく、直感的な操作ができる
・40種類以上の暗号資産(仮想通貨)に対応
・49ドル(約6500円)2023.4現在
Ellipal Titan
Ellipal Titanは、香港のEllipal社が発売しているハードウェアウォレットです。USBやBluetooth機能を使用する他のハードウォレットとは異なり、QRコードを採用しています。
・大画面で取引履歴を確認できる
・10,000種類以上の暗号資産(仮想通貨)に対応
・スマホアプリと連動させるQRコード読み取りシステムを採用
・139~169USドル(約18,464~22,449円/2023.4現在)
Safe Pal S1
Safe Pal S1は、世界大手の暗号資産(仮想通貨)取引所のBinanceの出資を受けてサービスを開始したSafe Pal社のハードウェアウォレットです。ハードウォレットとスマホアプリ版のウォレットを提供していますが、ここではハードウェアウォレットを紹介します。
・10,000種類以上の暗号資産(仮想通貨)に対応
・QRコードの読み取りシステムを採用
・49.99ドル(約6,640円/2023.4現在)
ウォレットのつくり方~おすすめの3つ~
ウォレットはどうやってつくったらいいの?
3パターンで紹介するね!
メタマスクの場合(モバイルウォレット)
メタマスクは、モバイルウォレット(アプリ)・デスクトップウォレット(パソコンブラウザ)のどちらでもつくることができます。
- メタマスクアプリのインストール 公式HPはこちら
- パスワードの設定
- シークレットリカバリーフレーズの確認
画面の案内に従って、操作をすすめ、シークレットリカバリーフレーズをメモとペンで書き留めます。
これが一番大事な秘密鍵ね!
▼詳しい手順については、こちらの記事で画像付きで解説しています!
レジャーナノSPlusの場合(ハードウェアウォレット)
ハードウェアウォレットは、専用サイトから専用端末の購入が必要です。レジャーナノSPlusの場合は、レジャー社公式(海外サイト)あるいは、日本の正規代理店から購入しましょう。
初期設定まで完了して、始めて使い始めることができます。手順は多めですが、着実に1つずつ進めていけば初心者でも大丈夫です!
- 公式HPからアプリをダウンロードする
- パソコンと本体を接続、指示に従って操作する
- PINコードを設定する
- リカバリーフレーズを確認する
- クイズに答える
- 正規品チェックをする
- アカウントを追加する
▼詳しい手順については、こちらの記事で画像付きで解説しています!
ビットフライヤーの場合(ウェブウォレット)
ビットフライヤーのウェブウォレット、つまり口座開設です。本人確認もウェブ上で済ますことができるので、10分もあれば、口座開設は完了します。
ビットフライヤーの公式ホームページからすぐに手続きを開始できます。
本人確認作業の時にアプリが必要になるから、ブラウザで手続きする場合でもアプリをダウンロードしておくのがおすすめ!
- アカウント登録
- 二段階認証
- 基本情報の入力/取引目的の確認
- 本人確認書類の提出
▼詳しい手順については、こちらの記事で画像付きで解説しています!
ウォレットのセキュリティについて
ウォレットを使用する上で、何より大切なのが、シークレットリカバリーフレーズです。これさえあれば、アカウントに入れなくなってしまった場合や、スマホの紛失をしてしまった場合でもウォレット内の情報を復元することができます。
反対に、これがわからなくなってしまうと、永遠に資産を失ってしまうことになります。
シードフレーズ、あるいは秘密鍵といろいろな呼び方がありますが、とにかくウォレットのパスワード関係の情報の保管は、徹底的に管理しましょう。
注意喚起が日々されているにもかかわらず、紛失してしまった!という方や書き写すのを間違えてたみたい!という方がいます。
注意してもし足りない!うちは夫婦で、どう保管するか作戦会議したよ~(笑)
NFT取引をする人のおすすめの持ち方
・メタマスク→アプリ&ブラウザ
・レジャーナノ S Plus
初めから資産の分散管理を徹底できたらベストですが、NFT取引に慣れてきた頃に定期的に持ち方の見直しをしましょう。
最初のウォレットには、アプリ版もブラウザ版も利用でき、操作もシンプルで非常に使いやすいメタマスクをおすすめします。
そして、NFTの資産が増えてきた頃に、レジャーナノSPlusなどのハードウェアウォレットを購入し、取引をする予定のない高価なNFTなどを保管しておくという対策をとりましょう。
メタマスクは1つのブラウザ(GoogleChrome、Brave、WindowsEdge)につき1つのアカウントが作成可能です。アプリとブラウザで同一アカウントで利用端末だけ異なる、という使い方ができますが、アプリとブラウザは別々のアカウントを作成した方がセキュリティが向上します。
どちらもオンライン上にはなってしまいますが、積極的に外部サイトと接続するアクティブなアカウントと、保管用のアカウントという使い分けも自分でできるセキュリティ対策の1つです。
ウォレットのよくある質問Q&A
ハードウェアウォレットは絶対に必要?
ハードウェアウォレットは、活用が推奨されますが、絶対に必要なものではありません。インターネットに接続された他のウォレットよりはセキュリティが高いため、自身でとれる対策としては非常に効果的です。
リスクをどう考えるか、自分の資産状況はどうかなどを考慮にいれて選択しましょう。
ウォレットの利用して取引するときの注意点は?
・取引先アドレスの確認
・ガス代の設定
ウォレットを利用して取引を行う際には、取引先のアドレスとガス代(ネットワーク利用料)に注意しましょう。
日常生活における銀行振り込みと同じように、取引をする相手のアドレスに間違いがないようによく確認しましょう。通常、ウォレットアドレスにはコピー機能があるので、手入力せずコピー&ペーストで入力することをおすすめします。
また、取引時のブロックチェーンの状況やトランザクションの状況に応じて、ガス代を適切に選択する必要があります。何も確認せず、高いガス代のまま取引をすすめた場合、余分なコストが発生することになります。
ウォレットが自動的にガス代を設定する場合でも、常に確認して、適切なレベルであることを確認することをおすすめします。
ウォレットは外部接続しないとNFT取引はできないの?
通常、NFT取引は、ウォレットを外部のNFTマーケットプレイスに接続して行います。ただし、CoincheckNFTβ版であれば、コインチェックの口座さえもっていればそのままコインチェックのNFTマーケットプレイスを利用することができます。
扱うNFTの量は当然、世界のマーケットプレイスには劣りますが、初めてNFT取引に挑戦する方にはおすすめです。
まとめ
今回は、NFT取引初心者の方のために、ウォレットとは何か、その種類や特徴・作り方についてご紹介しました。
『ウォレット』は、新しいインターネットの世界であるWeb3.0では、何を利用するにも基本的には必要になるまさに、必須アイテムです☆
暗号資産(仮想通貨)取引をメインにするのか、NFT取引をメインにするのか、またはその他かによって選ぶウォレットは異なってきますが、NFT取引であれば、まずはメタマスクがおすすめです。
何度も言いますが、セキュリティ関係の保管は徹底してくださいね!!
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