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オーストラリアのコーヒー文化はすごい★合わせて知っトクカフェで使える英語表現

海外生活・英語
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オーストラリアってコーヒー文化なの?

オーストラリアでコーヒーを楽しみたい!

このような疑問・要望にお応えしていきます!

この記事からわかること

・オーストラリアのコーヒー文化
・オーストラリアのコーヒーの種類
・オーストラリアのカフェで使える英語表現

オーストラリアがコーヒー大国だ、ということをご存知でしたか?

わたしは5年前に新婚旅行で来たときは、全く知らず特にコーヒーを飲んだ覚えもないくらいでした!ですが、2年前からシドニーで暮らすようになって、改めてオーストラリアのコーヒー文化のすごさを再認識し、どっぷりとコーヒー生活を送っています。

旅行や留学・出張や駐在でこれからオーストラリアに来る方には、ぜひともオーストラリアのコーヒーの魅力を知っていただきたい!

この記事を読み終える頃には、カフェでの注文方法もわかりコーヒーを楽しむ準備万端★

どんぐり嫁
どんぐり嫁

コーヒーが好き!オーストラリアでコーヒーが飲みたい!というあなたにぴったりの記事です☆

  1. オーストラリアのコーヒー文化
    1. コーヒーを飲むタイミング
    2. オーストラリアのカフェの「常連」システム
  2. オーストラリアのコーヒーの種類
    1. エスプレッソ(Espresso)
    2. ロングブラック(Long Black)
    3. ピッコロ(Piccolo)
    4. ラテ(Latte)
    5. オーストラリア名物「フラットホワイト」(Flat White)
    6. カプチーノ(Cuppucino)
    7. モカ(Mocha)
    8. モカチーノ(Mochaccino)
    9. マキアート(Macchiato)
    10. ダーティチャイ(Dirty Chai)
    11. コーヒーが苦手・飲めない人は?
      1. チャイラテ(Chai Latte)
      2. ターメリックラテ(Turmeric Latte)
      3. タロラテ(Taro Latte)
      4. 抹茶ラテ(Matcha Latte)
      5. ホットチョコレート(Hot chocolate)=ココア
  3. 赤ちゃん用ラテ?のベビチーノ(Babyccino)
  4. オーストラリアの代替ミルクの選択肢
    1. オーストラリアの豆乳(Soy milk)
    2. オーストラリアのアーモンドミルク(Almond milk)
    3. オーストラリアのオーツミルク(Oat milk)
    4. その他ミルク
    5. 代替ミルクにした方が健康なの?
    6. バリスタ専用ミルク
  5. オーストラリアと日本のコーヒーの違い
  6. オーストラリアで有名なコーヒー豆ブランド
    1. Campos Coffee(カンポスコーヒー)
    2. Toby’s Estate(トビーズエステート)
    3. オーストラリアのコーヒーロースター
  7. オーダーの際の注意点
    1. アイスコーヒー?アイスラテ?
    2. 砂糖はあり?なし?
  8. オーストラリアのカフェで使える英語表現
    1. 単語
    2. フレーズ
    3. 実際の会話の流れ
  9. バリスタによってコーヒーの味に違いはでるのか?
    1. バリスタ専門コースで学ぶ
  10. 日本で味わえるオーストラリアのコーヒー
    1. St.Ali/Barista Map Coffee Roasters
    2. Single O
    3. latte graphic
  11. オーストラリアのコーヒーをお土産に!
    1. ティーバッグ型コーヒーのおすすめ
  12. Q&A
    1. コーヒー飲めないとダメ?
    2. オーストラリアのおすすめの紅茶はある?
    3. オーストラリアで「スリーブ」って?
    4. オーストラリアにはスタバはあるの?
    5. オーストラリアのカフェの営業時間は?
    6. オーストラリアのガソスタのコーヒーは不味い
  13. 最後に

オーストラリアのコーヒー文化

オーストラリアは英国に統治された歴史から、かつてはコーヒーではなく、「紅茶」の国でした。

しかし、 19世紀後半から20世紀初頭にかけて、イタリアなどの地中海エリアからの移民が増え、コーヒー文化が持ち込まれたことにより、カフェやエスプレッソなどが浸透。

イタリアからの影響を強く受け発展したことから、オーストラリアのコーヒーは、イタリアの「エスプレッソ」がベース。各カフェ・レストランには、エスプレッソマシーンがあり、香ばしい香りが漂っています。

また、オーストラリアでは高品質なコーヒー豆やバリスタの技術にも注目が集まっていて、コーヒーにこだわりのある人達がたくさん。

「ラテアート」よりは、エスプレッソの入れ方、ミルクのスチームの仕方など、ちょっとした技で味が変わってしまうことをお客さんがわかっているので、バリスタにもしっかりとした経験が求められることが多いです。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

日本だと街中の人達を観察すると、スタバのフラペチーノをもってる人が多いけど、オーストラリアでは圧倒的にホットコーヒーのカップをもっている人が多いよ!

コーヒーを飲むタイミング

コーヒーは健康だ、不健康だなどと情報が錯そうする現代ですが、オーストラリアではコーヒーを1日に何杯も楽しむ人がたくさんいます。

例えば、働いている方だと、出勤時に持参する1杯、10時ごろのモーニングティーのような時間に1杯、お昼時に1杯、午後の1杯。誰かが、コーヒーを買いにいくときに同僚みんなに声をかけてみんなの分を買っていくスタイルも多い!

どんぐり嫁
どんぐり嫁

わたしは朝に1杯が基本で、たまに午後にもう1杯飲む習慣があるよ!わたしの場合はそれ以上飲むとミルクで胃もたれするという問題が(笑)

コーヒーを飲まない人ももちろん一定数いるので、コーヒーじゃないメニューも基本的にはどのカフェにもあります!

オーストラリアのカフェの「常連」システム

お客さんは自分の行きつけ・お気に入りに通い続けるというのが定番スタイル。オーストラリアには、とにかくたくさんのカフェがあります。都市によって違いはあれど、チェーン店は少なく、個人店があちこちにあります。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

オーストラリアの90%以上のカフェが個人店!(オーストラリア政府観光局より)

カフェというスタイルでなくても、コーヒースタンドだったり、レストランスタイルだったり基本的に中華料理やさんとか、日本料理、タイ料理というジャンルでない限り、コーヒーを飲むことができます。

なので、行きやすいところだったり、味が好きなところ、だったり店員さんが良いという様々な理由で自分の行きつけをつくり、名前やオーダーを覚えてもらうというのが楽しみのひとつ。

こんな感じの紙のスタンプカードを導入しているところがたくさんあるので、『10杯目無料』を目指すもよし。

なお、『カフェといえばメルボルン』という紹介を目にすることが多く、メルボルンは「オーストラリアのコーヒーの首都」とも呼ばれています。

たしかに、オーストラリアの有名カフェはメルボルンに集中していますが、コーヒー文化は全国的に浸透しています!

オーストラリアのコーヒーの種類

オーストラリアのカフェ飲み物メニューは、非常にシンプル。

どんなコーヒーなのか、について説明書きがあるような親切なところはめったにありません!場合によっては、Whiteミルク使うコーヒーとBlack(ミルクなしのコーヒー)と書いてあるだけのところも!

どんぐり嫁
どんぐり嫁

よくも悪くも常連・ローカルベース。頼むものわかってるよねっていう雰囲気がある(笑)

ここでは、多くのカフェで頼むことができるコーヒーの種類をご紹介していきます。

エスプレッソ(Espresso)

オーストラリア政府観光局

ショートブラックとも呼ばれる、エスプレッソ。そのほかのコーヒーメニューの基本となるものです。

エスプレッソ(ショット)+スチームミルク がその他カフェメニューのベース。スチームミルクの量で、名前が変わっていきます!
※スチームミルクとは、蒸気で温めながら泡立てたミルクのこと。

ロングブラック(Long Black)

オーストラリア版の「アメリカーノ」。お湯にエスプレッソショット2杯を注いだもの(ショット数はお店によって異なる可能性あり)。日本人としては、ブラックコーヒーを飲みたければこれ。

ピッコロ(Piccolo)

小さなラテともいえるピッコロ。エスプレッソのショットに、スチームミルクをほんの少しだけいれたもの。ラテはのみたいけど、おなかいっぱいにはなりたくないときにわたしが選ぶメニューです!

ラテ(Latte)

エスプレッソに、スチームミルクをいれて、仕上げ気に泡立ちたっぷりのミルクフォームをいれたもの。ミルキーさが強いのが特徴。カフェで飲むときに、よくみるセラミックのマグカップではなくてガラスのコップに入って提供されることが多い。

オーストラリア名物「フラットホワイト」(Flat White)

オーストラリア政府観光局

フラットホワイトは、オーストラリアならではのメニュー。エスプレッソにスチームミルクを注いだコーヒーという点ではラテと同じ。

違いは、ラテが上にフォームミルクという、もこもこしたミルクを入れて仕上げるのに対して、フラットホワイトはそれががないか、ほんのわずかで、液体の状態のミルクの構成が多い点。

フォームミルクが乗っていいない分、味がよりマイルドになって、コーヒーの風味が引き立ちます。

オーストラリアでも、お隣のニュージーランドでも一番人気のコーヒーです。オーストラリアのコーヒー文化を代表するメニューでもあるのでぜひトライしましょう。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

わたしはずっとフラットホワイト!フォームが多いとおなかが膨れちゃって苦しいことが多かったからぴったりすぎるメニュー★

カプチーノ(Cuppucino)

ちょっとした甘味のあるコーヒーが欲しい方にぴったりのカプチーノ。ラテやフラットホワイトと違うのはたっぷりのミルクフォーム。フォームの上に仕上げとして、ちょっぴり甘いココアパウダーをふりかけてくれます。 

どんぐり嫁
どんぐり嫁

Cap(キャップ)って略されることが多いよ!

モカ(Mocha)

甘党におすすめのモカは、チョコレートシロップにエスプレッソ、スチームミルクを追加したもの。こちらは日本でもおなじみのメニューですが、オーストラリアで注文している人もたくさん見かけます。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

アメリカのスタバで中3のクリスマスに、気が動転して『ペッパーミントチョコレートモチャ』って発音したことは一生忘れない。。。モカですよ、モカ。

モカチーノ(Mochaccino)

モカチーノは、1つ前のモカのスチームミルクをカプチーノのようにフォームたっぷりでいれたもの。フォームのうわずみ部分を「食べる」ような感覚でスプーンで味わうもよし。

マキアート(Macchiato)

マキアートは、エスプレッソショットに少量のミルク(フォーム)を足したもの。ミルクの量が少な目なので、コーヒーの苦みがしっかり感じられるメニューです。

日本でいうと、マキアートといえば「キャラメルマキアート」の印象が強いですが、オーストラリアのマキアートは苦いので注意!

ダーティチャイ(Dirty Chai)

直訳すると、「汚れたチャイ(ラテ)」(笑)こちらは、チャイラテにエスプレッソを追加したもの。チャイラテのスパイスはそのままに、エスプレッソ追加によってチョコレートのような苦みが加わってとてもおいしい!

どんぐり嫁
どんぐり嫁

わたしはフラットホワイトとチャイラテが好きだから、このメニューを知ったときすごくうれしかった!!どうしてもどちらか選べない時のチョイスかな。

コーヒーが苦手・飲めない人は?

コーヒーが苦手、飲めない方向けにも必ず頼めるメニューがあります。ジュース類や紅茶はもちろんですが、ラテスタイルを楽しみたい方にはこちら。

以下のメニューは、お店によって甘さが異なります。気になる方は、オーダー時にきいてみましょう。

チャイラテ(Chai Latte)

チャイラテは、スパイス入りの紅茶(チャイ)と蒸気で温めたミルクを組み合わせたもの。

チャイは一般的には、シナモン、カルダモン、クローブ、ジンジャーなどのスパイスをブレンドした紅茶のことで、そこにスチームミルクを加えた、クリーミーで風味豊かな飲み物がチャイラテ。

チャイラテは通常、上にさらにシナモンやナツメグのパウダーがトッピングされて提供されます。

オーストラリアで有名なチャイがこちら。最近日本でも見かけるようになった!と一時帰国した友人から情報がありました!このパッケージの状態でスーパーやカフェで買うこともできます☆

ターメリックラテ(Turmeric Latte)

ターメリックラテは、またの名を「ゴールデンミルク」といい、ターメリックとスチームミルクでつくる飲み物です。お店によっては、ターメリックだけではなく、生姜・シナモン・カルダモン・ブラックペッパーなどのスパイスを加えていることも。

ターメリックは抗炎症作用で知られる鮮やかな黄色のスパイス。独特の土の香りとスパイスの風味が好きな人や、その健康効果に興味のある人向けのメニューになっています。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

シドニーに来て間もないころに挑戦。まっ黄色の飲み物でびっくり。1度試すのはありだけど、超おいしいわけではないかな。

タロラテ(Taro Latte)

タロラテは、タロイモの粉末とスチームミルクを使用して作る飲み物です。

タロイモは紫芋のことで、タロイモの粉末とミルク・砂糖・フレーバーシロップで甘味を加えて濃厚で色鮮やかな紫色のラテに仕上げられます。タロラテの味はよく、「ナッツっぽい」「バニラっぽい」と表されることが多いです。

抹茶ラテ(Matcha Latte)

皆さんご存知の抹茶ラテも、最近では取り扱うカフェが増えてきています。『京都から輸入した抹茶』をアピールポイントにするお店もちらほら。

抹茶パウダーとスチームミルクで仕上げ、基本的には甘味を加えて提供されることが多いほっとする飲み物です。

最近では、和をコンセプトとしておにぎりと飲み物を提供するカフェが増えているので、抹茶ラテとならんで、ほうじ茶ラテを目にすることもあります。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

あえて抹茶ラテは選ばないかなと思って過ごしていたけど、ある時試してみたらスチームミルクが上手だったこともあって感動した経験あり!

ホットチョコレート(Hot chocolate)=ココア

日本でいうココアは、オーストラリアではホットチョコレートと呼ばれています。

チョコレートショップに行ってオーダーできるホットチョコレートは、まさにチョコレートを溶かしたどろどろした感じの濃厚なものであることが多いですが、少なくともカフェではココアパウダーにスチームミルクを加えたミルクココアが出てきます。

赤ちゃん用ラテ?のベビチーノ(Babyccino)

余談ですが、オーストラリアでは幼児もいっちょ前にコーヒーのテイクアウェイ用紙カップをもって大人たちと同じようにコーヒー文化?を楽しんでいます。

その、幼児たちが飲んでいるのが「ベビチーノ」。大人のカプチーノのエスプレッソなしバージョンで、つまりスチームした温かいミルクにココアパウダーをかけた飲み物。

幼児もカフェ体験を楽しみ、輪の一員という意識がもてるので、とってもほほえましい光景です。

オーストラリアの代替ミルクの選択肢

健康意識・環境意識が高く、ヴィーガンやベジタリアンなどお肉を食べない主義をとる人も多いオーストラリア。ほとんどのカフェでは、牛乳(cow’s milk)の代替として植物性ミルクが用意されています。 

多くの場合、50セント程度のチャージでオーダーすることができます。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

カフェ店員さんからしたら、名前と顔・オーダーとなんのミルクかというところまで覚えないといけないから大変!お客さんとしては、とっても嬉しい★マイナス面は、一度覚えてもらっちゃうと他のものに変えずらい点(笑)

オーストラリアの豆乳(Soy milk)

大豆から作られる豆乳は、牛乳の代替としてまず浮かぶもの。そして、ヴィーガンの方にとっては大事なたんぱく源。クリーミーな質感と、独特の豆っぽさ特徴。日本でも、豆乳にカスタム変更をする方が多いかと思いますが、オーストラリアでも頻繁にオーダーされています。

オーストラリアのスーパーにも売っていて、カフェでも圧倒的に取り扱い量が多いのがこちらのBONSOYの豆乳

注ぎ口がない(紙パックを切って使う)点はちょっと家庭で使用するには不便なのですが、苦手な人も多い「豆乳くささ」がなく、非常に飲みやすい!

どんぐり嫁
どんぐり嫁

オーガニック大国のオーストラリアらしく、オーガニックの大豆を使用していることも人気の理由ひとつ!

オーストラリアのアーモンドミルク(Almond milk)

アーモンドと水から作るアーモンドミルクも、代替ミルク。ナッツの香りがしっかりしていて、わずかに甘い風味があり、さらさらとした質感。

ただし、メーカーによって「アーモンド臭さ」がものすごく違うので要注意。コーヒーの風味を楽しむ前にアーモンドミルクの味にやられちゃうこともあるのでトライアンドエラーがあるかも。

残念ながら、オーストラリアのアーモンドミルクで日本で購入できるものはありません。でも、グリコのアーモンド効果は結構前からコンビニでも手軽に購入できるようになっていますよね!

オーストラリアのオーツミルク(Oat milk)

オーツ麦と水から作られるオートミルクも、前述の2つと並ぶ人気の代替ミルク。牛乳に似たクリーミーさと、やさしい甘味があります。

日本のカフェではまだあまり選択肢として見かけないですが、知る人ぞ知る代替ミルクがオーツミルク。日本のスタバでは取り扱いが始まっているとか。

最も有名で、オーストラリアのスーパーでも購入できるオーツミルクブランドがこちらのMINOR FIGURES。わたしのオーツミルクデビューはこの商品で、あまりに飲みやすくてびっくりしました!セールの時に買いだめしています(笑)

どんぐり嫁
どんぐり嫁

こちらは日本でKALDIで売っているのを見たことがあります!

その他ミルク

日本人からすると驚きですが、上記のほかにもココナッツミルクやカシュナッツミルク、ライスミルクヘンプミルク(ヘンプシードという種子から製造)、マカダミアミルクなどを選べることも。

これらが用意されているカフェはそんなに見かけませんが、スーパーには売っているので、日頃から飲んでいる人も多い模様。

代替ミルクにした方が健康なの?

選択肢として用意されていると、牛乳から変更した方が『健康』と思い込みがち。「牛乳は子牛が大きくなるための物」とか、「日本人は牛乳を代謝できない」というインターネットの情報もありますが、ぜひ味の好みで選んでください!

少なからず、選ぶミルクによってラテ系のコーヒーの最終的な味は変わってきます。一度オーツミルクでまずすぎるラテを飲んで、オーツミルクを嫌いになりかけましたが、別のお店で違うブランドのオーツミルクで飲んだときはあまりのおいしさに驚きました(笑)

なお、代替ミルクはほとんどの場合、栄養補強を含めて添加物が多くなる傾向です。

それを嫌悪して、海外では手作りされる方も多いので、やはり何が健康的かという視点より、何がおいしいか、好きかでいろいろなラテ系のコーヒーを試していただきたいです!

バリスタ専用ミルク

オーストラリアのスーパーマーケットのミルクコーナーはこの写真のような陳列になっています。先にご紹介した代替ミルクでも、例えばオーツミルク、バリスタ用オーツミルクという違う商品が並んでいます。

バリスタ用ミルクは、お店でスチームしやすく、フォームの泡立ちをよくするようにつくられています。バリスタ用といいつつも、こだわりがないのでわたしは自宅用で買うこともあります。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

我が家にはエスプレッソマシーンはないので、使用感としては何も違いがわからない(笑)

オーストラリアと日本のコーヒーの違い

Starbucks is like dirt water。スタバはオーストラリアのコーヒーに比べたら泥水だよ!アメリカいったのにわざわざオーストラリア人のカフェ探しちゃったくらい!

どんぐり嫁
どんぐり嫁

そっっっ….そんなに!?

オーストラリア出身の友人から最初に聞かされたこと。それは、オーストラリアのコーヒーが頂点であり、アメリカやその他でのコーヒーは飲めたものではないと!(笑)

コーヒー豆の産地として有名なのは、エチオピア、ケニヤ、コロンビアやブラジルなど。それは、変わらないはずなのになぜ違いが生まれるのか。

正解はないのですが、オーストラリア国民のコーヒーへのこだわりが生み出した最高の味だからというところ。イタリア移民からコーヒー文化が持ち込まれて以降、磨きに磨き上げられたためといえます。

カフェのバリスタは、自分のお店の取り扱う豆へのプライド・こだわりをもち、どこのコーヒー豆か、誰が栽培しているか、同じブランドでもどのような味の違いがあるかなどの情報も把握。

わたしの知り合いのバリスタも、カフェを経営しながら常においしいコーヒーの研究をしています。エスプレッソにとどまらず、フィルターコーヒーでものすごく丁寧に入れ方を変えたり試行錯誤しているみたいです。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

ちなみに、わたしは日本ではスタバのヘビーユーザー。オーストラリアのコーヒーにどっぷりつかった後の一時帰国時にも、結局スタバに行き、おいしいと思って飲んでいます(笑)いろんなコーヒーがあるからその時飲みたいものによる!

オーストラリアで有名なコーヒー豆ブランド

オーストラリアのカフェは、各々扱うコーヒー豆のブランドを1つに絞り商品提供をしています。そして、自宅で楽しみたい方向けに、コーヒー豆を販売しているところがほとんど。

カフェの前にはそのコーヒー豆ブランド(ロースター/ROASTER)の看板を立てていることが多いです。

そのため、初めてのカフェでも、「あっあそこのコーヒーを扱ってるなら好きなやつだ」とか「あそこのはあまり好きじゃないから違うところにしよ」といった判断材料にもなります。

コーヒー豆のブランドはかなりの数があるので、ここではメジャーなTOP2をご紹介します。

Campos Coffee(カンポスコーヒー)

campos coffee

Campos Coffee(カンポスコーヒー)は、数々の賞の受賞経験があるオーストラリアのスペシャリティコーヒーです。スペシャリティコーヒーは、コーヒーの品種、栽培条件、加工方法、焙煎技術などの要素に徹底的にこだわっているコーヒーのこと。

品質や持続可能性への取り組みが評価され、バリスタのスキルの一貫性も評判で、多くの賞を受けています。コーヒーの味は、ラテではキャラメル・バタースコッチ・チョコレートのような甘み、ブラックではフローラルでフルーティ。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

Campos Coffeeを取り扱うカフェは、基本的にテイクアウェイカップが緑色でCamposと書かれたひとめでわかるデザインのものを使ってるよ!

Toby’s Estate(トビーズエステート)

toby’s estate

Toby’s Estate(トビーズエステート)は、高品質なコーヒー豆の選定と焙煎に重点を置き、農家や協同組合との関係を大切にしている、こちらもオーストラリアのスペシャリティーコーヒー。

フルーティー、フローラル、チョコレート、キャラメル、ナッツといった風味のバランスがとれたコーヒーで人気です。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

わたしの印象としては、苦みが強めだからこそラテの1口目が最高においしいブランド!

オーストラリアのコーヒーロースター

そのほかにもまだまだ有名なコーヒー豆のロースターがあります。シドニーで有名なところと、メルボルンで有名なところはまた違うのでオーストラリア国内の旅行でコーヒーの味の違いをみるのも楽しみの一つです。

オーダーの際の注意点

カフェでオーダーをする際に注意したいことをいくつかご紹介します。

アイスコーヒー?アイスラテ?

ガイドブックにもよく紹介されているあるあるネタが、『アイスコーヒー』を注文したときの失敗談。冷たいブラックコーヒーを想定して「Iced coffee」とオーダーしてしまうと、アイスクリームののったフラッペのようなものが出てきます!

冷たいブラックコーヒーが飲みたい時は、「Cold Brew(コールドブリュー)」、牛乳入りの冷たいコーヒーを飲みたい場合は、「Iced Latte (アイスラテ)」をオーダーしましょう。

砂糖はあり?なし?

誰もがラテやブラックコーヒーをそのまま飲むと思ったら大間違い!お砂糖を追加で入れる人はたくさんいます。

お店によっては、お砂糖入りを希望する常連さんが多い場合には、オーダー時にはじめから「Sugar?お砂糖は?」と聞いてくるかもしれません。不要な場合は、「No thank you!」や「Without sugar, please 」と答えましょう。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

聞かれなくて甘いコーヒー買っちゃったことがあって、期待してた苦みが全然感じられなくて

舌がおかしくなっちゃったのかと思った経験あり(笑)

オーストラリアのカフェで使える英語表現

ここまでで、オーストラリアのコーヒーに興味をもってくださった方が、カフェで困らないように使える英語表現をご紹介します!

メニューは、前述した通りシンプルに書いてあるカフェが多いのでこちらはあらかじめ何があるかを把握しておけるとスムーズです♪

コーヒーのサイズは基本的には2つで、レギュラー(R)とラージ(L)

・Espresso(Short Black)
・Long Black
・Piccolo
・Latte
・Flat White
・Cupuccino
・Mocha など

単語

extra hot 熱めにしたい時
extra shot ショットを追加したいとき
half strength ショットを半分にしてほしいとき
skinny/skim latte 低脂肪ラテ
almond latte アーモンドラテ
oat latte オーツラテ

Latte with oat milkという周りくどい言い方はせず、はじめからミルクの指定をしてメニューを伝えます♪(もちろん伝わればどちらでもOKです)

フレーズ

For here or take away?(店員さんから)ここで?それともお持ち帰り?

The usual?(店員さんから)いつもの?

Can I have your name please?(店員さんから)名前を教えてください!

May I have a tray please? トレーをいただけますか?

Can I get it in a takeaway cup please? お持ち帰り用のカップでもらえますか?

実際の会話の流れ

Hi! How are you today?

どんぐり嫁
どんぐり嫁

Good good! It’s just getting colder and colder these days!

It’s perfect for a cup of coffee right? What can I get for you today?

どんぐり嫁
どんぐり嫁

I’ll have a Large Skim Flat white, extra hot please!(サイズ、ミルクの種類、メニュー名

Perfect! For here or takeaway?

どんぐり嫁
どんぐり嫁

Take away please!

All right! That’ll be $4.5 thanks!

バリスタによってコーヒーの味に違いはでるのか?

バリスタの腕次第で、コーヒーの味は違いは大きく変わります。コーヒー初心者だった頃は、たまにしか飲まないということもあって気づきませんでしたが、2年以上毎日飲んでいる今は、はっきりとわかります。

わたしがカフェで飲むコーヒーは常に何かしらのミルク入りではありますが、それでもはっきりと違いがでます。違いのでる部分は、①エスプレッソの苦さ と ②フォームのクリーミーさです。

特に、同じところに通っている場合は、違いが顕著にあらわれます。同じ豆のはずなのに、香ばしさ・コーヒーらしさが全然感じられない時があったり。

または、スチームミルクがさらさら過ぎて家でレンチンしたのと同じようでがっかりしたり。だからこそ、常に一定レベルを提供できるバリスタの腕というのは、お店のファンを逃さないためにも重要なポイントです。

前述の有名なコーヒー豆でご紹介したCamposは、採用基準が厳しいことでも有名。基準としているレベルに達していなければ雇ってもらえません。これも、ファンをがっちりつかむ作戦のひとつということですね。

バリスタ専門コースで学ぶ

オーストラリアでは、バリスタとして働くために公式な証明書や資格を持つことは法的に必要ではありません。

しかし、実際に職探しとなると、バリスタのトレーニングコースを修了したり、一定期間のバリスタ経験を持ち即戦力となることが採用条件となっていることが多いです。

オーストラリアには、バリスタになるためのトレーニングコース(専門コース)のある語学学校や、コーヒーアカデミーがあります。

コーヒーに関する貴重な知識と実践的なスキルを身につけることができ、エスプレッソの抽出、ミルクのテクスチャリング、ラテアート、およびカスタマーサービスなど、実際に働くことを想定したトレーニングを受けることができます。

数か月に及ぶ本気コースもありますが、ちょっと興味のある人用の90分のコースを提供するところがあったり、カフェがイベントとしてバリスタトレーニングの日を設けたりという場合もあります。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

わたしは今めちゃくちゃ興味があります(笑)

日本で味わえるオーストラリアのコーヒー

ぜひオーストラリアのコーヒーを味わってみたい!と思った方。まだまだ数は少ないですが、日本にもオーストラリアのコーヒーを提供するお店があります♪

St.Ali/Barista Map Coffee Roasters

Barista Map Coffee Roasters

2018年、日本人では初のAustralian Latte Art Championshipsでチャンピオンに輝いた深山晋作さんのお店。こちらのお店では、メルボルンの超有名店St.Aliのコーヒーをいただくことができます。(大阪府日本橋)

Samurai Shinさんとして親しまれる深山さんは、St.Aliの本店でのバリスタ経験もあり、バリスタ界でのすごい方。

お店では、『1.8坪の小さなメルボルン』という素敵なコンセプトで営業されていて、月曜日から木曜日はバリスタスクールを、そして週末に営業をするスタイルになっています!

どんぐり嫁
どんぐり嫁

オーストラリアの友人が、メルボルンで一緒にバリスタとして働いていて、写真できづいたときめちゃくちゃびっくりしたな~(笑)

Single O

Single O Japan

東京都の浜町にあるSingle O (シングルオー)。シドニーのカフェ激戦区Surry Hills(サリーヒルズ)の大人気店が日本に進出。セルフサーブのFreepour Coffee On Tap Barというシステムをサブスクリプションで利用し、気分によって数種類のコーヒーを楽しむこともできます。

latte graphic

latte graphic 公式

東京都に2店舗(自由が丘、町田)、神奈川県に3店舗(武蔵小杉、たまプラーザ、海老名)かまえるオセアニアカフェスタイルを提供するお店。メニューにフラットホワイトもあります!

オーストラリアのコーヒーをお土産に!

コーヒー好きの方に、オーストラリアのコーヒーをお土産として持って帰ることおすすめします!カフェ文化がすごいオーストラリアですが、おうちでコーヒーを楽しむ人も多いです。

そのため、大手のスーパーマーケットにはコーヒー豆・ハンドドリップ用・エスプレッソ用などたくさんの品揃えがあります。その中から選ぶのも良いですが、せっかくなので実際に飲んでおいしいと思ったカフェで買ってみてください☆

通常カフェのカウンター後ろにコーヒー豆が商品として展示されていることが多いので、店員さんに声をかけてみましょう。

飲み方は?と聞かれるので、For Hand drip とか Espressoと伝えればその用途ごとに挽いてもらうことができます。もちろん、豆の状態でもOK。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

酸化しやすいから、挽いてもらった場合は念のためジップロックにいれて持って帰ろうね!

ティーバッグ型コーヒーのおすすめ

もうひとつ、コーヒーのお土産としておすすめなのが、ティーバッグタイプのコーヒー。ドリップタイプでも、粉タイプでもなくて、ティーバッグです!珍しいですよね。

Robert Timms

このRobert Tims(ロバートティムズ)という、スーパーで購入できるティーバッグタイプのコーヒーがとっても飲みやすくておいしいです。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

ティーバッグ型のっていうけど、つまりはコーヒーバッグ!

Q&A

コーヒー飲めないとダメ?

コーヒー以外のメニューでご紹介したように、コーヒーが飲めなくてもカフェで頼めるものはたくさんあるので安心してください。デカフェは、「Decaf(ディーキャフ)」といって注文できますよ!

どんぐり嫁
どんぐり嫁

お酒と同じで、飲む人は飲むし、飲まない人は飲まない!

オーストラリアのおすすめの紅茶はある?

イギリスとの縁が強いからか、紅茶文化もしっかりとあるオーストラリア。紅茶専門店もあちこちに出店しています。お土産として有名なのはT2(ティーツー)というブランドや、Twinings(トワイニングス)というイギリスブランドのオーストラリアブレンド。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

イギリス文化の「アフターヌーンティ」とか「ハイティー」も人気で、ホテルやカフェでオシャレに楽しんでる人も多いよ!

オーストラリアで「スリーブ」って?

日本のカフェでテイクアウト用にオーダーした際、カップが熱すぎるから店員さんに頼む「スリーブ」というアイテム。

なんだか日本だとホットの飲料にはついていて当たり前のように感じてしまっていましたが(ないと見た目的にも物足りないくらい?)、オーストラリアではほとんどみかけません!

基本的には、スリーブはないです。1人で数個持つ際には、「トレー」と呼ばれる固い段ボール生地で作られたカップホルダーに入れて持ち運ぶ感じになります。袋も当然ありません!

どんぐり嫁
どんぐり嫁

1人で2つもつ際に熱くて苦しんだことも!気を付けてね!

オーストラリアにはスタバはあるの?

日本では大人気のスタバ。オーストラリアにも2000年に上陸し、瞬く間に店舗展開をしていきましたが、87店舗までいったところから売上が振るわず、現在では東海岸を中心に66店舗にとどまっています。

オーストラリアにスタバが根付かなかったといのは有名な話ですが、その要因としてはやはりオーストラリアの独自のコーヒー文化が強力であったことや、店舗展開が急すぎたこと、甘いコーヒーメインという部分があまり受け入れられなかったことが挙げられています。

こう聞くと、今あるスタバも不人気でガラガラなのかと思ってしまいそうですが、そんなことはありません。日本と同じように、パソコンを開いて仕事をしているひと、フラペチーノを楽しんでいる人をたくさん見かけます。

そして、シドニーやメルボルンなどの都市限定のスタバのマグカップはとてもかわいく、お土産にぴったりです☆

オーストラリアのカフェの営業時間は?

オーストラリアのカフェに行く際に注意したいのが営業時間。日本でいう「お茶の時間」(15時~)にはだいたいのカフェが閉まっています(笑)

開店時間がはやく(朝6時)、閉店もはやい(14時頃)というスタイルが主流です。もちろん例外もあり、最近は少し閉店時間がばらけていて、このカフェに間に合わなかったらここ、みたいに候補としてもっておける場所も増えてはきました。

ただ、有名どころは基本14時や14時半にはしまるので、ゆっくりとカフェで座って過ごしたい場合には13時には行く必要があります。

どんぐり嫁
どんぐり嫁

16時や17時までやっているお店は貴重!13時までに家を出れないと、もうお出かけしたくなる現象が起きています(笑)

オーストラリアのガソスタのコーヒーは不味い

申し訳ありませんが、ガソリンスタンドで買えるコーヒーは今のところとんでもなく不味いです!

オーストラリアでは、日本のコンビニスタイルで、ガソリンスタンドのセルフの機会でコーヒーを買うこともできます。

なかには、カフェが併設されていてバリスタがいれてくれるというスタイルを採用しているところもありますが、どちらかというとセルフが多いです。

あまりにおいしくないので、牛乳がタンクに入っている形式だからかと分析したこともありますが、日本のコンビニも同じシステムのはずなのにおいしいので、結局原因はわかりません…

どんぐり嫁
どんぐり嫁

なにがなんでも、カフェのバリスタのコーヒーを飲んでおいしさを知っていただきたいです!!

最後に

オーストラリアのコーヒー文化について、コーヒー文化にまつわる情報をご紹介しました!

オーストラリアにはコーヒー文化がものすごく浸透している
フラットホワイトという独自のメニューがある
代替ミルクのオプションも豊富
・日本でオーストラリアのコーヒー文化を体験することもできる
オーストラリアに行ったらコーヒーを飲むべし!
・でもコーヒーが飲めなくても選択肢はたくさんあるので安心★

わたしは今、人生で一番コーヒーを飲んでいます(笑) 1日1杯、朝のウォーキング後に飲むのが日課ですごく幸せな気持ちで1日をスタートしています。

新婚旅行でシドニーに来て1杯もコーヒーを飲まなかった事実が悔やまれてならないので、皆さんはぜひオーストラリアにお越しの際は、1杯のコーヒーから旅をスタートさせてください。

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