オーストラリアに留学を予定しているんだけど、スーパーでの食材の買い出しをスムーズにできるように準備したいな!
食材の英語名って知ってるようで知らないよね!定期的に日本食もつくりたくなるだろうし、日本でお馴染みの食材の英語名を知っておいて損なし!
Hi guys!どんぐり嫁です。
オーストラリアには、日本食レストランが多く、Sushi HubやSushi Trainといったお寿司屋さんチェーンも多く営業しています。もちろん外食で日本食欲を満たすという手もありますが、オーストラリアの物価はとっても高い。。
そんなときには、スーパーで買える食材を使って日本食の自炊がおすすめ!事前情報なしで、感覚で買うというのも海外スーパーのお買い物の楽しみのひとつかもしれませんが、『これをつくりたい』『この食材が欲しい』というときのために、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!
- 日本でおなじみの食べ物、オーストラリアでの呼び名
- オーストラリア特有の食べ物の呼び方(スラング)
- オーストラリアのおすすめスーパー
オーストラリアで買える日本の食材の英語名
スーパーが好きな方にとって、オーストラリアのスーパーはとっても魅力的。食材の品揃えが豊富で、日本ではなじみのない食材も、手ごろに買えることが多いので色々チャレンジするのも楽しいです。
わたしは、日本のスーパーも大好きだから違いを見たりするのもすごく好き☆
ただ、洋食よりの食事になると胃が疲れてしまうのも事実。そんなときにつくる日本食に使える食材の英単語を紹介していきます!
野菜
・白菜 Wombok
・チンゲンサイ Bok Choy
・小松菜 Chinese vegetables
・ニラ Chinese Chives/Garlic Chives
・ネギ Scallion/Spring onion
・小ネギ Chives
・長ネギ Leek
・もやし Bean Sprouts
・大根 Daikon / White radish
・ごぼう Burdock
・れんこん Lotus Roots
・枝豆 Edamame
・エノキ Enoki mushroom
・しいたけ Shitake
キノコ類に関しては、マッシュルームが主流。マッシュルームの中でも色々な種類があるという感じです。ただし、アジアンスーパーなどに行くとおなじみのエノキやしいたけに出会うことができます!
呼び名が違う野菜
・なす Aubergine
・ズッキーニ Courgette
・パプリカ Capsicum
趣味のレシピ集めで早々に気づいたのがこちらの3つ。ラタトゥイユの3種の神器ですね。
もちろん、なすを「Egg plant」、ズッキーニを「Zuccini」、パプリカを「Bell Pepper/ Yellow/Red/Green Pepper」と言ってもおそらく通じますし、そのように表記しているお店もあるので、絶対にこれじゃないと通じないわけではありません。
果物
・柿 Persimmon /一部ではFuyu Fruit
・栗 Chestnuts
・みかん Mandarin
・梨 Nashi pear
・クコの実 Goji Berries
梨は、「Pear」だとリンゴよりの歯ごたえのある洋ナシになります。Nashi Pearになると、日本より甘さも大きさも劣りますが、皆さんが想像する丸くてジューシーなあのフルーツになります。果物にはちょいちょい日本語名が引用されているものがあるのでおもしろい!
余談ですが、朝ごはんフルーツとしておなじみのバナナBananaの発音はカタカナ読みの「バナーナ」になります!
バナナは、オーストラリアの発音が好きで、すぐにわたしの発音に取り入れちゃったよ(笑)
魚・魚介類
・鮭 Salmon
・マグロ Tuna
・サバ Mackerel
・イワシ Sardine
・ハマチ Yellowtail
・鯛 Snapper
・白魚 White Bait
・ブリ Kingfish
・ウナギ Eel
・イカ Calamari
・タコ Octopus
・エビ Prawn
・ホタテ Scallops
魚介類は、スーパーの魚介コーナーでパック売りしているものもあれば、カウンター越しに注文するスタイルのものもあります。わたしは先日、ブリカマをゲットしてオーブンで焼いてぜいたくにいただきました☆
シドニーにはフィッシュマーケットもあって、食材の買い出しもできるし、色々な海鮮料理を食べられるお店がたくさんあって人気だよ~。
イカはSquidじゃないの!?と思った方もいるかもしれませんが、SquidとCalamariは同じものです。ただ、Calamariしか耳にしませんね。
同じくエビはShrimpじゃないの!?と思った方もいるかもしれません。こちらは、実は厳密にいうと別の生物。ただ、種類による違いよりも、北米圏ではShrimp、それ以外ではPrawnというように国によって呼び名が違うという方が浸透してるようです。
肉・家禽類
お肉類には、Beef、Pork、Chicken、Lambがありますが、使いやすい部位の名称でご紹介します。
・牛肩バラ Brisket
・牛ヒレ Eye Fillet/Tenderloin
・ミスジ Oyster Blade
・豚バラ Pork Belly
・豚肩ロース Shoulder Loin
・豚ヒレ Tenderloin
使いやすい部位これだけ!?と思ったアナタ。理由はこのあとお話します☆
家禽類:Poultry
・鶏モモ Chicken Thigh
・鶏ムネ Chicken Brease
・鶏ささみ Chicken Tenderloin
・砂ぎも Gizzard
・せせり Chicken neck
・手羽先 Chicken Wings
・手羽元 Drumsticks
牛肉大国のオーストラリア
オーストラリアは有名な牛肉の産地です。「Aussie Beef オージービーフ」ということばを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
バーベキューが盛んということもあって、お肉の中でも牛肉の品揃えはピカイチです。日本のスーパーでお買い物をする際にそこまで牛肉の部位を意識して買うことがないので、結構圧倒されます。焼肉やさんでしか口にしないような部位が普通に売っているので、シンプルにお肉を焼いて食べたいという方にはもってこいです☆
ただし、「薄切り」の用意がないため、ある程度の厚みのあるものを選ばざるを得ません。日本食をどうしても薄切り牛で作りたい、という場合にはアジアンスーパーなどの冷凍食品コーナーで火鍋用の薄切り肉を買うということになります。
時に薄切り対応をしてくれるお肉屋さんもありますが、日本人好みの「薄切り」の理解をしてもらえていないと、結局分厚いお肉を買うことになるので要注意です。
お肉やさんでは、わたしが日本人とわかると和牛の高級薄切り(焼き肉用)をごり押しされたり、豚バラ薄切りをお願いしたら厚さ1cmあったりといろいろ経験したよ(笑)
わたしの場合は、前述の牛肉部位をなるべく薄く切って使用しています。また、どうせ牛肉を食べるなら外食でという思いもあるので、家では豚肉や鶏肉を使用することの方が多いです。唯一スーパー(Coles)で売っている薄切りの豚バラさえあれば、生姜焼きも100点です☆
なお、お値段はすこし張りますが、シドニーだと、日本人経営のお肉屋さんがありオンラインを利用する人や、日本食スーパーで買っている人たちもいます。
大豆製品
・木綿豆腐 Firm Tofu
・絹豆腐 Silk Tofu
・厚揚げ Fried Tofu
・きなこ Soy bean powder
・納豆 Natto/Fermented soybeans
スーパーで売っている木綿豆腐は、日本のものより相当固いです。ものすごい水切りがすんだ状態なので、そのまま炒めものにしたりするのにおすすめ。海外ではこのお豆腐をオーブンで焼いてソースと合わせたり、エアフライヤーを使ってカリカリにして使うのが人気なので、水っけがない方が好まれているみたいです。
そして、納豆はアジアンスーパーに行けば購入することができます(冷凍)。1パック(3つ入り)で4ドル弱くらいが普通なのでお高いですが、食べることはできます。ちなみにこちらは、わたしが先日韓国系スーパーで入手した、納豆のような納豆じゃないようなもの。
塩と、唐辛子で調味されていて、粘りはなく大豆感の強い食べ物だったので、わたしたちの思う納豆ではないですがFermented Soybean=発酵された大豆であることには違いないです☆
日本の美味しいねばねば納豆は、業務スーパーで1パック43円で買っていたので、悔しくて買えない!!(笑)
穀物
・白米 White Rice
・玄米 Brown Rice
・もち麦 Pearl Barley
・そばの実 Buckwheat
白米は、SunriceというブランドのMedium Grainが手に入りやすいです。もちろん、日本のもちもちふっくらしたお米に比べると雲泥の差ですが、浸水時間を長くするなどの工夫をして使うことができます。
Sushi Riceという商品やKoshihikariなども現地ブランドで販売されていますが、どうしても日本米をという方は、アジアンスーパーや日本食スーパーにいくと購入することができます(5kgで4000円~)。
わたしは、Sunriceの玄米とアジアンスーパーの小豆で寝かせ玄米を作っていますが、日本と同じようにもっちりとおいしい状態を実現できています!
なお、穀物というと、オーストラリアではパン(酸味のあるサワードウ)が主流ですが、古代穀物であるキヌアQinouaやクスクスCouscousがよく使われています。それだけでオシャレ!
ナッツ・種子類
・くるみ Walnuts
・カシューナッツ Cashews
・ごま Sesame seeds
・かぼちゃの種 Pepitas
間食としても、サラダのトッピングとしても使えるナッツ・種類がとても豊富にあります。ひまわりの種(Sunflower Seeds)や松の実(Pine Nuts)などなど。
調味料
日本食の決めてとなる、調味料。産地や無添加にこだわる方は、日本からの持参をおすすめしますが、こちらで十分そろえられるので、無理にもってくる必要はありません。
・醤油 Soy Sauce
・みりん Mirin (sweet cooking wine)
・酒 Sake/cooking wine
・お酢 Vinegar
・ごま油 Sesame oil
・鶏ガラの素 Chicken powder
・片栗粉 Corn Starch
・パン粉 Panko / Bread Cumbs
・ウスターソース Worcestershire Sauce
英語でのウスターソースの表記は、本当に不思議。 ネイティブスピーカーにとってもハテナな言葉のようで、SNS上でもよく話題にあがっています。発音は、wuster shur(ウスターシャー)となるのでウスターに小さめの声でシャーを付け足しておけば伝わるハズ。
オーストラリア特有の食べ物の呼び方(スラング)
基本的な食材の英語名を紹介してきましたが、オーストラリア特有のスラングについても知っておきましょう!使うか使わないかは別として、耳にしたときにすんなり理解できると便利ですよ♪
Avo
Avocado/アボカドは、Avo/アボと省略されることが多いです。カフェの定番の朝ごはんに「アボカドトースト」がありますが、どこもAvo toastと表記しています。
オーストラリアはアボカド大好き!サラダ・ラップ・お寿司、などなど色々なところで見かけるよ!
Bickie
Biscuit/ビスケットは、Bikkie/ビッキーと省略されることが多いです。Bikkyという綴りを目にすることもあります。クッキーとビスケットの違いってなに?と思うかもしれませんが、難しく考えず、日本でイメージするクッキーはこれと覚えておきましょう。
なお、同じBickieでも多額のお金という意味にもなるので覚えておいて損はありません☆
Chook
Chicken/鶏は、Chookと言い換えられることが多いです。厳密にいうと、雌鶏をさすため「女」を意味することもあったりするスラングとなっています。
Choccy
なんと、Chocolate/チョコレートはChoccy/チョッキーに省略されます。もちろん、チョコレートといってもまったく問題ありませんが、より気軽な・カジュアルな雰囲気を出すにはかわいい言葉ですよね。
Chips
フライドポテトも、ポテトチップスも、Chips/チップスになります。文脈でどっちのことを言ってるかくみ取ることになりますが、メニュー表にチップスとあるとどちらかわからないですよね。
そういった場合には、Hot chips/ホットチップスですか?と聞いて確認するのはアリです☆
オーストラリアでよくみる野菜
日本では、あまり目にしない野菜が手軽にスーパーで手に入れられるのもオーストラリアならではの魅力です。調理方法は調べないと買いにくいかもしれませんが、見るだけでも楽しいですよ!
・ケール Kale
・フェンネル Fennel
・ブロッコリーニ Broccolini
・ビーツ Beetroot
・パパイヤ Papaya
・パッションフルーツ Pomegranate
オーストラリアのスーパー紹介
スーパー好きにはたまらない、オーストラリアのスーパー。御三家は、Woolworths、Coles、ALDIの3社で、ショッピングモールなどには3軒そろっていることも。
店舗による違いはあれ、食料品から日用品、一部医薬品など幅広いジャンルのものを取り扱っているので、ただブラブラするだけでもあっていう間に時間が経過してしまう最高の空間です☆
Woolworths(ウルワース)
Wollies/ウリーズと省略して呼ばれる、オーストラリア最大手のスーパー。Everyday Rewardsというポイントサービスがあり、お買い物を通じて貯めたり使ったりすることができます。
提携先には、BigW(しまむらのようなお店)、BWS(酒屋さん)やBunning Warehouse(カインズのようなお店)などがあります。また、航空会社のカンタスのポイントと交換することもできます。
Coles(コールズ)
Colesは、ウリーズと並ぶ大手スーパー。Flybuysというポイントサービスがあり、お買いもの通じて貯めたり使ったりすることができます。
KmartやTarget(しまむらのようなお店)やLiquourland(酒屋さん)などがあります。また、航空会社のバージンエアラインのポイントと交換することもできます。
WolliesとColesのどちらがいいかは完全に好み!わたしはColesが好き!地域によっても扱い商品が違ったりするからおもしろいよ!
Aldi(アルディ)
ALDIはドイツ発祥のディスカウントスーパーです。日本でいえば、業務スーパーのような感じ。
WolliesやColesと同じ商品を安く売っていることもあれば、そっくりな模倣品(不法ではない)を並べ、『節約するならウチだ!』と呼びかける強気なマーケティングをしています(笑)
人件費をおさえることが安さの秘訣で、スタッフのレジ通しの速さで有名。マイバッグにつめこむ作業がついていけなくて、初めての時はあわてすぎて大変でした!
WolliesとColesに値段で勝てるところもあるけど、鮮度はあまりよろしくない…あとなんでも安いわけでもないから要注意!
IGA(アイジーエー)
郊外エリアに強いのが、IGA。ここでは、一般的な食品に加えて、その土地ならではの商品も置かれていたりするので、地域密着型という印象。
店舗によっても取り扱い商品がものすごく違ったり、フランチャイズでそもそもコンセプトが異なったりするので、みかけたら入ってみると楽しいと思います。
シドニーでいえば、Wynyard(ビジネス街)にあるLocali by IGAはイタリア系に重きをおいたオシャレスーパーで、Haymarket(中華エリア)にあるThaiKee by IGAは、ありとあらゆるアジアン食材を集めた中華の匂いぷんぷんだけど楽しいスーパーになっています。
Harris Farm(ハリスファーム)
鮮度よし・価格よし・バラエティよし!でお気に入りなのがハリスファーム。店舗数はあまりありませんが、ファーマーズマーケットのような陳列が特徴です。
オーストラリアには日本と同じように四季がありますが、その四季が野菜や果物の陳列を通して感じられるスーパーになっています。
ものによっては、価格帯がWoolworthsやColesに比べてとても高いものもありますが、他のスーパーには取り扱いのない商品がたくさんあるのでお土産探しにも楽しい場所です。
はじめこそ、日本でいうと成城石井や明治屋のような高級価格帯スーパーのイメージがありましたが、旬のものはしっかりと値段が下がるので、最近では野菜や果物はハリス一択です。
こちらは、シドニーのあるNSW州(ニューサウスウェールズ州)をメインに展開していて、NSW以外ではQLD州に1店舗展開してます。
最後に
オーストラリアのスーパーでお買い物するにあたり、知っておきたい食べ物の英語名・スーパーのご紹介をさせていただきました!
何かを買いたいと思ったとき、その度に調べるのも勉強になるかもしれませんが、ぜひこの記事を読んでちょっとした英単語の勉強に役立てていただけると嬉しいです。
『郷に入っては郷に従え』というように、オーストラリアに来た当初は無理に日本食にこだわらず洋食ばかりを作っていました。しかし、やっぱり日本人は日本食がおちつくんですよね。自炊であっても洋食続きでは、外食のような感じになって胃が疲れてしまいます。
そんな時には、オーストラリアで揃えられるもので、日本の味付けにするだけで立派な和食になります。ぜひ、スーパー巡りをして色々と試してみてくださいね!
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