OpenSea(オープンシー)でNFTを買うには、表示されている価格で買う方法しかないの?ほかにも買い方があるなら教えてほしい!
そんな方に、世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaで、買い手として売主に価格の提示をして、NFTを購入する方法をご紹介します。
予算が決まっているときには、使いやすい機能だね!
オファーとは何か
オファーとは、購入希望者が売主に対して価格交渉を行って、希望する価格でNFTを購入する方法です。
OpenSeaに表示されている価格【固定価格】は、売主が決めた販売価格です。ほとんどの場合は、この価格をみて自分で買うか買わないかを決めることが多いですが、予算が決まっている場合などにはオファーをすることで、費用を抑えられる可能性があります。
売主としては、売れ残るよりは売れた方が嬉しいはずだから、他に出品されているNFTの相場感などをみて、オファーをいれると、思ったより安くNFTを手に入れられるなんてこともあり得るよ!
NFTを買う基本の流れ
NFTを買うまでの基本の6ステップは以下の通りです。
今回ご紹介するオファーではなく、提示された価格でシンプルにNFTを買う方法は、OpenSeaでNFTを買う基本のやりかたの記事でご紹介しています。
安くNFTを買いたいという思いはあっても、最初は難しいことはせずにNFTを買うという経験をまずは1回してみたいという方は、▼下の記事を参考にやってみましょう。
【実践】OpenSeaでオファーをしてNFTを買う
オファーをしてNFTを買う手順は以下の4ステップです。
- OpenSeaでオファーを出すNFTを探す
- イーサリアムをラップドイーサに交換する
- Make offer/オファーをするを選択する
- 署名をしてオファーを完了する
オファーをする場合には、売買のやり取りの主流暗号資産であるイーサリアム(ETH)ではなく、ラップドイーサ(WETH)という暗号資産に交換した上で提示しなければならないというのが難点ですが、1手順ずつやっていきましょう。
①OpenSeaでオファーを出すNFTを探す
OpenSeaには、メタマスクのブラウザから接続しましょう!
▲メタマスクにログインして、「ブラウザ」を開きます。
▲ ブラウザにOpenSeaと入力して検索します。
OpenSeaのURLをお気に入り登録しておくと便利!
▲ウォレットが接続ができていない場合は、メニュータブからウォレット接続を行います。
▲ 色々なコレクションを閲覧し、好きなNFTを選びましょう。
わたしが実際にオファーを出した作品でプロセスを紹介するね
▲ 必要なイーサリアム(ETH)を確認します。ここでは、ガス代含めだいたい0.6ETH。
②イーサリアム(ETH)をラップドイーサ(WETH)に交換する
▲ メニューから『MyWallet』にいきます。
▲ イーサリアム(ETH)横にあるメニューボタン「・・・(タテ)」をタップし、『Wrap』を選択。
▲ 必要なラップドイーサ(WETH)を入力します。
イーサリアム(ETH)とラップドイーサ(WETH)は同額で交換できるよ!
▲ 交換するのに必要なガス代が表示されるので、これでよければ『確認』をタップします。
こういうのにもガス代がかかるのね!
▲ ラップドイーサ(WETH)がMy Walletに追加されました。
③Make Offerを選択する
オファーを出したいNFTのページに戻ります。
▲ ここでは、『Make collection offer』を選択。
コレクションオファーか、個々の作品のオファーの2つの選択肢があるよ!コレクションオファーだと、どれでもいいからこの値段で買いたいです!というオファーだけど、フィルターでほしい作品の特徴を絞ってオファーをかけることもできるから、いろいろいじってみてね!
▲ オファーしようとしている作品が、保護されていないNFTの場合、正しいコレクションかどうか確認するよう注意喚起ページが表示されます。☑チェックをいれてつぎにすすみます。
▲ ①オファー価格を入力し、②Make offer をタップします。
▲ オファーを出すためのガス代を含めた最終金額が表示されるので、『確認』をおします。
はじめてWETHを使用してオファーをするときだけ、ガス代が発生するよ!
④署名をしてオファーを完了させる
▲ ラップドイーサ(WETH)を使用するよという注意画面が表示され、
『このメッセージに署名しますか?』というページがでるので、『署名』をタップします。
これでオファーが完了!通るのを願って待つだけ!
買いたいNFT作品のオファー欄で、自分のオファーが他の人たちのオファーと並んで追加されているのを確認することができます。
オファーが通ると、メールアドレス登録がされていればメールアドレスに連絡が来ます。していない場合でも、プロフィールを確認して実際にNFTがコレクションに追加されていればオファーが通ったことが確認できます。
3日後くらいにコレクションを開いたら追加されてて、嬉しかった~!
ETH⇔WETHの補足
今回は、オファーをしたい作品をみつけたあとに、一度My Walletに戻ってラップドイーサ(WETH)に交換するという作業をしました。
わたしはそもそも自分のイーサリアム(ETH)がいくらあるかも確認しつつ操作をしたかったので、慎重に少しまわりくどいプロセスをとりました。
スピーディにオファー作業をしたいという方は、作品をみつけたらすぐにオファー画面に進んで、そのプロセスの中で暗号資産の交換作業を行うこともできます。
▼ 慣れてきたらこのようにその場で進めてもいいかもしれません。
オファーを出すときの注意事項
通れば嬉しいオファーですが、以下の3点に注意しましょう。
オファー価格は必ずしもベストオファー価格より高い必要はない
オファー価格がずらっと並んでると、ベストオファー価格より高くいれないと買えないと思いますよね。でも、必ずしもそうではないんです!
ある作品の売主が提示価格でオファーを受けて、オファーでの取引が完了したら、それより安い価格で並んでいるオファー価格に対して他の売主たちが応じていく可能性があります。
個別の作品に対してオファーをする際は、ベストオファー価格より少し上で入れた方が確実にそのNFTを入手できる可能性が高いですが、コレクションオファーだと安くいれていてもしばらくしたら入手できるかもしれません。
はじめてオファーをするときだけガス代がかかる
今回のように、はじめてETHからWETHに交換し、オファーをいれた場合だけ、ガス代が発生します。
If you’re making an offer in a currency you’ve never purchased with before, like WETH, you may be prompted to pay a one-off gas fee (network transaction cost) to allow your wallet to purchase with that particular currency. After you’ve enabled your wallet for trading, you’ll be able to make offers in the currency for free.
OpenSea
オファーを取り消すにはキャンセル料/ガス代がかかる
オファーのキャンセルは、NFTのオファー欄の『キャンセル』をおすことで可能です。ただし、ガス代がかかってしまうので注意しましょう。NFTを安く買いたいと思ってオファーを出したのに、キャンセルしたくなってガス代だけとられるなんてくやしいですよね。
確実に欲しい時にオファーをいれる、そしてオファーをいれる金額もよく考えて無駄なキャンセル料はかけずにいこう!
最後に
OpenSeaでNFTを買う際にオファーをして買う方法をご紹介しました。
通常だと、オンラインショッピングと同じようにポチっとしたら買えてしまうくらいの便利さですが、オンラインショッピングと違って残念ながらOpenSeaには、わたしたちの大好きなお得なセールはありません。
ですが、オファー機能によって、少しでも安く買える可能性があるのは嬉しいですよね!はじめからオファーで買うのは緊張しちゃうという方は、まずはふつうの販売価格で買ってみてから挑戦してみましょう!
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