オーストラリアに行くのにビザが必要ってきいたんだけど、どうやってやるの?
ETAのことね!申請は絶対にわすれちゃダメだよ!申請手続きは簡単だから安心して~!5ステップで解説するよ!
オーストラリアのビザの概要
オーストラリア入国の際には、目的にあわせて必ずVISAの申請・取得が必要となります。
たくさんの種類のVISAがあり、大分類として6つ、さらに細分化してサブクラス(Subclass)が設定されています。VISAの取得条件や取得方法、新しいビザや特定のビザ廃止など、改正も頻繁に行われるので、常に最新情報をチェックしましょう。
なお、自分がどのVISAに当てはまるかわからない方向けに、オーストラリア政府のホームページにてVISA FINDERというページもあります。
今回は、多くの方が利用するであろう「ETA(観光ビザ)」の申請方法について解説します。
ETA (イータ)とは?
ETAは、Electronic Travel Authorityの略で、電子渡航許可のことをさします。
観光、知人・家族の訪問、出張・業務目的でオーストラリアへの入国を希望する外国籍の方が取得することのできるビザです。
適用国 | オーストラリア全土 |
渡航目的 | 観光、知人・家族の訪問、出張・業務 |
滞在可能期間 | 1度の入国で3か月以内 |
有効期間 | 許可日から12か月 ※有効期間内であれば何度でも利用可能(滞在は3か月以内) ※ただし、パスポート失効と共に効力を失う。 |
費用 | 20ドル(2023.12現在約1,800円) |
条件 | 申請/許可時点でオーストラリア国外にいること 有効なパスポートを所持していること |
参考HP | オーストラリア政府ETA公式ページ |
ETA取得でできること
・観光(クルーズ、オーストラリア内の旅行など)
・オーストラリア在住の知人や家族のもとに遊びに行くこと
・3か月以内の教育やトレーニングをうけること(渡航の主の目的が留学であれば別のビザが対象)
クルーズ船の旅でオーストラリアに寄港するときもビザがいるんだね!
・出張業務を行うこと
・一般的なビジネスや雇用に関するお問い合わせを行うこと(職探し)
・ビジネス契約の調査、交渉、締結、またはレビューを行うこと
・公式な政府訪問の一環として活動を行うこと
・会議、展示会やセミナーに参加すること。(給与をもらうのはNG)
ETAでできないこと
・オーストラリア拠点のサービスや会社に勤めること
・大衆向けに物品・サービスの直接販売をすること
・ビザの延長をして3か月以上滞在すること
・家族(子供・配偶者)を含めて申請すること
オーストラリアETA申請方法
ETAは、以前はウェブ申請でしたが2023年12月現在では専用のアプリから行うことになっています(iOS,Android)。なお、アプリが使用できない方のみ、ウェブ上の専用サイトから申請が可能です。
以下、参考元:オーストラリア内務省
申請前にすること
・パスポートの有効期限の確認
・ETAアプリのダウンロード(無料)
・ETAビデオの視聴
▼ダウンロードはこちらから
AustralianETA
Department of Home Affairs無料posted withアプリーチ
ETA申請手順5ステップ
STEP 1. パスポートの撮影/スキャンをする
STEP 2. 読み取り情報の確認
STEP 3. 申請者の写真撮影
STEP 4. ETAの質問に解答
STEP 5. 申請料の支払い
アプリを開き、指示に従いながら申請を開始しましょう。
なお、旅行会社の方に申請を手伝ってもらうことも可能ですが、顔写真撮影があるため申請時にはその場にいる必要があります。
STEP1.パスポートの撮影/スキャン
パスポートの顔写真ページを開き、案内にしたがって撮影をします。
指が入ったり、反射していて見えない部分があるとエラーとなるので注意しましょう。
1-1 eパスポートチップを読み込む場合(公式動画/日本語字幕)
パスポートにチップが入っているタイプであれば、チップよみとりでデータを読み込ませることも可能です。
STEP2.読み取り情報の確認
STEP1で読み込まれた情報の確認をしましょう。
STEP3.申請者の写真撮影(公式動画/日本語字幕)
スマホのカメラを使って、顔写真の撮影を行います。
指示に従い、枠内におさまるように撮影を行いましょう。
STEP4. ETAの質問に解答
・ビザが失効した場合の措置についての同意
・犯罪歴についての質問
最後に、申請内容を確認しましょう。
STEP5. 申請料の支払い
最後に、申請料の支払いをします。豪ドル支払いとなり、支払い完了後、メールアドレスにレシートが送られてきます。
ETA申請後~許可まで
ほとんどの場合、申請後に即時発行されますが、最大で12時間を要する場合があります。申請結果は、ビザの発給番号、認可日とともにメールで届くので、受信ボックスや迷惑メールフォルダを確認しましょう。
なお、
・入力内容に誤りがある
・より詳細な情報が必要
・犯罪歴がある
場合には、通常より長い時間を要する場合があります。
オーストラリア旅行中は、万が一のときに備えてすぐ見せられる状態にしておくと安心だね!
申請内容を間違えた場合
申請後、間違いに気づいた場合には、すぐに新しく申請はせず、まずはオーストラリア内務省に修正フォームを提出してください。
フォーム1023という正式書類を内務省のアカウントImmiAccontにアップロードすることで修正手続きを行うことができます。→くわしくはこちら
申請が却下された場合
万が一却下された場合には、メールでの結果通知と共に、理由が記載されています。
アプリを通した申請では通らなかった場合、メール内のリンクから、改めてオーストラリア内務省のImmiAccountからの再申請に誘導されます。
多くの場合は、より詳しい内容の説明が求められるため書類の添付などを行って進めていくことになります。
すんなり通ってほしいね!!
オーストラリア渡航までにすること
ETAが取得できたら、旅行の準備です!
次の難関は、オーストラリア入国時の税関検査ではないでしょうか?
▼レンタルWi-Fiの準備はどうでしょう?
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