今度TOEFLiBTを受けようと思うんだけど、初めてで不安。試験の全体像と、どういう風に勉強していくのがいいのか教えてほしい!!
TOEFLiBTは、TOEICと違ってあまりなじみがなく、初めての受験は緊張しますし、どこから対策をはじめたらいいか不安ですよね。
実際、わたしも初めて受験したときは、書店で目に留まった参考書を手に取り、特に指導を受けることなくがむしゃらに勉強し、当日になっても気持ちが落ち着かずそわそわしていました!
今回は、これからTOEFLiBTを受験される方向けに試験の概要について解説し、あわせておすすめの勉強法についてご紹介してきます!
TOEFLの試験について
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、英語を母国語としない人々のための、英語能力を測る国際的な標準テストです。世界中の大学や企業が、英語の能力を評価するために活用し、広く受け入れられている試験です。
特に、留学を希望する方や、海外で働きたい方にとって重要な試験です。大学への入学や奨学金の申請、職場の昇進、ビザの申請など、さまざまな場面でTOEFLのスコアが要求されることがあります。
日本はTOEICを重視してる風潮があって、TOEFLという試験を知らない人の方が意外と多いかも。読み方は、『トーフル』だよ!
TOEFL iBTの試験構造
TOEFL iBT(Internet-based Test)は、TOEFL試験のオンライン版です。iBTでは、試験は指定された会場で、インターネットを通じて受けられるもので、一般的にTOEFLというとこちらを指します。
TOEFLiBTは、リーディング、リスニング、スピーキング、およびライティングの4つのセクションで構成されています。
リーディングでは、文章を読んで質問に回答する能力、リスニングセクションでは、講義や会話を聞いて理解し、質問に答える能力が試されます。
スピーキングでは、与えられたトピックについて話し、意見を述べる能力、ライティングでは、与えられたトピックについてエッセイを書く能力が試されます。
TOEFL iBTとTOEFL ITPの違い
TOEFLテストには「TOEFL iBT」と「TOEFL ITP」の2種類があります。TOEFL iBTについては前述の通りですが、TOEFL ITPは、団体向けのペーパーテストです。
教育機関や企業などで採用される試験形式で、こちらはリーディング、リスニング、文法の能力を測定するものになっており、TOEFL iBTとは異なります。
この記事では、TOEFLiBTの勉強法について解説していくよ!
2023年7月26日よりTOEFLiBT新形式に変更
2023年7月26日より、TOEFLiBTは新形式に変更となります。これまで、試験時間が3時間の長丁場だったものが、2時間へと短縮されました。変更点の詳細は以下の通り。
①試験時間が3→2時間に
・Readingはパッセージ2つ(計20問)に短縮
・Reading、Listeningのスコアに加算されない問題(ダミー問題)の撤廃
・各セクションのInstructionとナビゲーションの簡素化
・休憩時間の撤廃
②Writingが1問変更、回答時間が3分の1に
・Independent taskがWriting for an Academic Discussion taskに変更(30分→10分に短縮)
・Academic Discussion taskでは、Instruction、教授の質問、他の生徒の回答を読んだ後、他の生徒の意見も参考にしながら自分の意見を回答
・Writingのスコア採点基準(Rubrics)が、Independent Writing RubricsからWriting for an Academic Discussion Rubricsに変更
TOEFLテスト日本事務局より
TOEFL iBTは各セクション30点満点の試験です。4つのセクションがあるので、合計で120点満点となります。試験の時間配分と設問数は以下の通り。
TOEFL iBT | 変更前 | 変更後 | 短縮時間 |
リーディング | 30〜40問、54〜72分 | 35分、20問 | 20分~ |
リスニング | 28〜39問、41〜57分 | 36分、28問 | 18分~ |
休憩 | 10分 | なし | 10分 |
スピーキング | 4課題、17分 | 16分、4課題 | 1分 |
ライティング | 2課題、50分 | 29分、2課題 | 21分 |
リーディングの問題数、ライティングの出題形式の変更、休憩時間の撤廃、各セクションのナビゲーション等々の簡略化によって、3時間→2時間への短縮が実現しています。
旧型式では、休憩があるといっても、3時間はなかなかの気合と根性が必要だった試験でした。2時間のテストであれば受け慣れている人も多いTOEICと同じなので、がんばれそう!という人も多いはず。
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TOEFL iBTの目標スコアは?
TOEFL iBTのスコアは、120点を満点として、0~120の間で試験結果がでます。海外留学を検討している方は、入学条件で提示されることが多い『60点』というスコアが、最初の目標ラインに!
TOEFL 100点以上をとることができれば、世界トップの大学や大学院、外資系企業などの条件を満たすことができます。海外進出を考えている方は、英検をとるよりは、TOEFLiBTにフォーカスしましょう。
TOEICを受け慣れている方にとっては、鬼門は「スピーキングとライティング」。リーディングとリスニングではしっかり得点をとった上で、その他2つのセクションでいかに得点をとれるかが大切です。
まんべんなくではなく、しっかりと戦略を立てて勉強していきましょう!
TOEFLiBTの勉強法
TOEFL iBTの勉強法は、次の3本柱で対策していきましょう。
①TOEFLiBTの頻出単語を覚える
②公式問題集を解く
③セクションごとの対策をする
TOEFLiBTの頻出単語を覚える
英語力を測る試験で共通しているのが、単語の学習の大切さ。
TOEFLiBTの頻出単語を覚えることを優先的に行いましょう。TOEFLiBTでは、アメリカの大学を基準としているからか、アカデミックな専門用語が圧倒的に多いため、意識して単語の勉強をする必要があります。
どのセクションであっても、「知らない、見たことのない」単語が少なければ少ないほど、当然スコアアップにつながります。
また、ただでさえ緊張している試験中に、初見の単語をみてわからないことへの焦りを感じずに済むという点でもとても大切です。
もちろん、全部なんて無理だからある程度推測で解釈していくこともあるだろうけど、できればたくさん知識を蓄えておきたいよね!
公式問題集を解く
公式問題集でテスト受験の練習・実力の把握を行いましょう。TOEFLiBTのテストの流れ、問題内容や出題傾向、自分の苦手なセクションなどを把握することができます。
テスト本番を常に意識することが大切なので、公式問題集を解く際には、セクションごとではなく、1回で4セクション解ききる練習をすることをおすすめします。
以前は3時間テストだったため、かなり気合を入れる必要がありましたが、かろうじて2時間に短縮されたので、定期的に2時間確保して、がんばりましょう。
なお、公式問題集を解いたら、採点で満足することなく、復習に力をいれてください。何度も見た単語、話題、設問の特徴など気づくことも多いはずです。
公式問題集を何回も何回も解くよりは、1回解いて苦手分野対策が必要なことを洗い出して、しばらくセクションごとの対策をしたら、また公式問題集に挑戦という形がおすすめ!
セクションごとの対策をする
TOEFLiBTの、4つのセクションごとに対策を行いましょう。
リーディングとリスニングにはこれまで英語の資格試験に挑戦してきた方にはなじみのあるものかもしれませんが、TOEFLiBTには、スピーキングとライティングというセクションがあります。
リーディングとリスニングも苦手、という方はもちろん各セクションの対策が必要ですが、特にスピーキングとライティング試験が全くのはじめてで不安という方は、はじめは後半の2つの対策に力をいれることをおすすめします。
TOEFLiBTセクション別の勉強法
TOEFLiBT対策とひとことでいっても、4つのセクションごとで求められる能力は異なります。ここでは、各セクションの勉強法について紹介してきます。
TOEFLiBTリーディングの勉強法
リーディングセクションでは、2つの問題文(パッセージ)が出題され、それぞれに対して10問の問いを解いていきます。時間制限内に複数の長い文章を読み理解する能力が試されるので、効果的な対策は『速読』と『単語力強化』です。
速読の練習(パラグラフリーディング)
速読は、文字通り文章を速く読むこと。具体的には、パラグラフリーディングという読解方法で、長文であっても、それぞれの段落の要点を掴みながら読んでいく練習をしましょう。
アカデミックな文章では、段落ごとの要点が最初と最後の部分にまとまっていることが多いため、段落ごとの冒頭と最後の2~3文を読み、要点を把握します。
段落ごとにメモをしたり、下線をひいたりして、全体としてどういうことをいいたいのかという情報を整理しましょう。
長文読解の勉強は、文章量に圧倒されがちですが、最初からスピードばかりに意識を向けず、本当に最初と最後に情報がきているか、ゆっくりと確認しながら読み進めるという練習でも十分です。
単語力を強化する
単語力の強化は4セクションに共通して重要です。
ただし、ライティングやスピーキングなど、ある特定の単語を知らなくても、うまくいいかえることで逃げられるものとは違い、リーディングセクションでは「『その言葉』を知っていること」が肝となります。
TOEFLiBTでは、大学の講義や論文などで使われるようなアカデミックな単語や、経済や医学など、日常会話ではあまり使われない専門的な単語などが頻出されています。
TOEFL iBTテストに特化した単語帳がたくさん出版されているので、目を通して早めに慣れていきましょう。
また、公式問題集などを解いて、わからない単語や間違えた問題があった場合には、辞書で調べて間違えた原因を確認して、少しずつ語彙力を増やすことも大切です。
TOEFLiBTリスニングの勉強法
リスニングセクションでは、「講義」と「会話」の2種類が出題されます。「講義」は3題で、それぞれについて6つの設問、「会話」は2題で、それぞれに5つの設問があります。様々な英語を聞き取る能力を試される試験なので、効果的な対策は『ディクテーション』と『シャドーイング』。
リスニング対策の最初の1歩は、とにかくいろいろなアクセント、話し方、スピードの英語に耳を慣れさせることです。Youtubeやポッドキャスト、オーディオブック、映画などの活用がおすすめ。
ただし、TOEFLiBTの対策の場合、聞き流しているだけでは十分ではなく、しっかりと情報を聞き取ることが重要なので、次の勉強法を実践しましょう。
ディクテーション
ディクテーションは、リスニングスキルを向上させるための練習方法の一つで、英語を聞いて文字に書きとるトレーニングです。
リスニング教材を用意して、正確に書きとれるまで何度も繰り返し聞くことで、リスニング力に加えて、文法やつづりを学ぶ機会にもなります。やり方はシンプルで、聞きながら書くだけ。
ただし、一度に全てを書き取ることは難しい場合もあるので、一部を聞いたら一時停止、書けたらまた再生するというように段階的に進めていきましょう。
書き取りが完了したら、元の音声・原文と比較し、自分が聞き取り漏れた部分や聞き間違えた部分に注目し、改善点を見つけましょう。
シャドーイング
シャドーイングは、ディクテーション同様、リスニングスキルを向上させるための練習方法の一つで、聞こえてくる英文とほぼ同時に、追いかけるように復唱するトレーニングです。
自分の声と音源がかぶる形になり、慣れない内は混乱しやすいので、初めのうちは音源のスクリプト(原文)を見ながら行ったり、事前に読んで内容を理解してから行うことをおすすめします。
正しい発音やアクセント、イントネーションや抑揚などを意識して練習しましょう。シャドーイングを繰り返し練習することで、リスニング試験での音源に順応しやすくなります。
TOEFLiBTスピーキングの勉強法
スピーキングセクションは、制限時間内にマイクに向かって回答する形式で行われます。試験は、Independent taskとIntegrated taskの2つのパートに分かれています。
Independent taskは1題が出題され、準備時間が15秒、解答時間が45秒与えられます。あるトピックについて、自分の意見・立場を整理し、根拠とともに回答する形式。「結論と根拠」の形で自分の意見を簡潔に分かりやすく伝えることが求められます。
一方で、Integrated taskは全部で3問あり、準備時間は20~30秒、回答時間は60秒です。英文読解とリスニングが組み合わさっており、その内容を要約してスピーキングします。(Read+Listen→Speak 2問、Listen→Speak 1問)
自分の意見を英語にして発言できるかどうか、という能力を試される試験なので、効果的な対策はとにかく英語を口にするという機会を設けること。
アウトプットできる場を利用する
スピーキングセクションでは、実際にはスピーキング力だけではなく、リーディング力もリスニング力も問われるもの。瞬時に英語の内容を理解して、自分の考えをまとめる練習が必要です。
この練習には、とにかく英語を話す、アウトプットの場を設けること。アウトプットの場としてはオンライン英会話がおすすめです。オンライン英会話では、講師のほとんどがネイティブスピーカーで、世界各国からの講師陣をそろえている所も多いです。
発音や文法についてフィードバックをもらうこともできますし、会話をするというその機会だけでもリスニングとスピーキングの対策になります。
ベストティーチャーでは新形式のTOEFLiBT対策コースがあるので、興味がある方は無料体験からはじめてみてください。>>>無料体験はこちら
アルバイトで海外の方の接客機会がある方は、それも重要なアウトプットの場に!わたしも大学生時代は、英語で話す機会を求めに六本木で飲食アルバイトをしていました☆
積極的に自分から会話をしにいく環境を整えることで、受け身ではない英会話を学ぶことができます!
TOEFLiBTライティングの勉強法
ライティングセクションは、Academic discussion taskとIntegrated writingの2つのパートで構成され、全部で2問が出題されます(2023.7.26~変更箇所)。
Academic discussion taskでは、教授と生徒がやりとりするオンラインのディスカッションの文章を読み、その問題に対し10分自分の考えを英文で書くテストです。
Integrated writingでは、リーディング・リスニング・ライティングの3つの能力が必要です。
教授からの問いかけに対して、何人かの生徒の意見を読解・リスニングし、教授への問いかけに対する自分の答えを述べつつ、ディスカッションを活発にできるような内容を100単語以上で記述します。
結果的には、読解力・リスニング力・文章構成力・文法・語彙力など、総合的な英語力が必要となるセクションです。ただし、他のセクション対策を行うことで、ブラッシュアップできる部分も多いです。
実際のところ、ライティングセクションでは、思考を時間内に的確な表現で文章にする能力が試される試験なので、ライティングに効果的な対策は、『文章構成の型を覚えること』です。
ちなみに、盲点になりやすいのが、タイピング練習!苦手な人は、タイピングもスピーディーにできるようにしておかないとね!
文章構成の型を覚える
ライティングセクションの対策は、論理的な文章を構成する型を覚えることが効果的です。『結論・根拠・主張』という構成で自分の考えをまとめる練習をしましょう。
リーディングの対策で紹介したパラグラフリーディングでも、段落の最初と最後の要点を掴もうという話をしましたよね。
国際社会(日本でも)で論理的な文章の型は、だいたい『結論・根拠・主張』という構成になっています。読み手にとってもっとも理解されやすいとされる型だからです。
この文章構成で自分の考えをまとめる練習は、TOEFLiBTのライティング対策だけではなく、一般社会でも役立つものなので、粘り強くがんばりましょう。
『あなたはどう思う?』というのが、欧米諸国では大事っていうよね。スピーキングでもライティングでも、日常生活であるトピックについて自分はどう思うかを英語でいう練習をするのもいいね!
TOEFLiBTのおすすめの教材
TOEFLiBTの教材は、選択肢がたくさんあって迷っちゃいますね。ここでいくつかおすすめの教材をご紹介します。
2023年7月26日からの新形式には対応していないものばかりだけど、必要な対策は大きく変わらないから、手に取って内容を確認してみてね!ただ、実践問題については、TOEFLiBTの公式ホームページを確認するのがベスト!
ETS公認ガイド TOEFL iBT<第5版> DVD‐ROM付(日本語訳解説版)
「ETS公認ガイド TOEFL iBT® 第5版 DVD‐ROM付(日本語訳解説版)」は、TOEFLiBTの開発元であるETS(Educational Testing Service)による公認ガイドガイドです。
演習問題1セット、実戦模試3セットなどを収録し、4セクション全体の対策が可能。スピーキング、ライティングセクションでは、過去の受験者の解答例をもとに採点のポイントの解説もしてくれます。
TOEFLテスト英単語3800 4訂版
「TOEFLテスト英単語3800」は、TOEFL頻出英単語がその名の通り、3800個収録されている単語帳です。TOEFL対策を始める上で、まずは持っておきたい一冊です(そして定番中の定番)。
頻出の専門用語や基本的な知識が掲載された分野別英単語リストも付いてくるので、インプットした上で公式問題集などで実戦形式でテストを受けてみると、学びの成果を実感しやすくなります。
改訂新版 最強のTOEFL iBT入門
「改訂新版 最強のTOEFL iBT入門」は、入門といいつつ、初心者から上級者までどのレベルの方でも役立つ1冊。セクション別の攻略法や学習アドバイス、効率的なメモの取り方など、実際の試験を想定した具体的な対策を学べる構成になっています。
はじめてのTOEFLテスト完全対策 3訂版
「はじめてのTOEFLテスト完全対策 3訂版」は、完全対策という名の通り、TOEFL iBT試験の問題の傾向と対策、4セクションそれぞれの問題&解説、自己採点の方法、当日の心構えなど全体を網羅してくれている1冊。
模擬試験も収録されているので、実践練習も可能です(旧型式)。TOEFLという試験そのものに不安があってどきどきの初心者の方は、まずはこの本からはじめてTOEFLの全体像をつかむのがおすすめです。
TOEFLテスト完全攻略リスニング
「TOEFLテスト完全攻略リスニング」は、リスニングに注力したい方におすすめの1冊。出題傾向・攻略法を学びつつ、効率良くリスニングのスコアアップを目指せる構成になっています。
リスニングをしながら、どのようにメモをとるべきかというコツを解説してくれるのも嬉しいポイント。
TOEFLiBT対策に強いオンライン英会話3選
効率よくTOEFLiBTの学習を進めるのにおすすめなのが、オンライン英会話です。主にリスニングとスピーキングについて、耳から生の英語を聞き、英語を口に出すことに慣れるという点では非常に効果的です。
・DMM英会話
・ベストティーチャー
・my tutor (マイチューター)
DMM英会話
DMM英会話、マンツーマンのオンライン英会話サービスです。
「Decoding the TOEFL iBT Actual Test」というTOEFLiBTのスピーキング対策に特化している教材があるので、講師との対話+αでよりスピーキング力を磨きたい方におすすめ。
特化していなくても、デイリーニュースやディスカッションといったTOEFLのスピーキングに関連するようなテーマを扱う教材もそろっています。24時間受講可能、5,450円(税込み)から。
また、DMM英会話は、自宅学習向けの「iKnow!」というアプリを運営しています。旅行や日常会話から、大学受験対策など幅広い学習テーマの英単語やフレーズを学ぶことができるものになっているので、会員登録後に月間料金無料で活用するのもおすすめです。
Best Teacher (ベストティーチャー)
ベストティーチャーは、「書いて、話す」ことを重視するオンライン英会話サービスです。
実践を意識し、自分の話したい場面の英語をあらかじめ「書き出し」、講師の添削を受け、スピーキング練習を行うという流れのレッスンが主体となっています。
ベストティーチャーのTOEFLiBT対策コースは、2023年7月23日からの新形式に対応済で、独学では対策がなかなか難しい「ライティング」と「スピーキング」に特化して、目標スコアを目指すものです。24時間受講可能、試験対策コースは月額16,500円(税込み)。
TOEFLiBT対策以外にも、通常コースがあり全般的な英会話を学べるので、どのコースの相性が良さそうか、無料体験をした上で選びみましょう。
my tutor(マイチューター)
マイチューターは、英語資格試験の代表格IELTS、TOEFL、TOEIC、英検の4つの対策を熟知した講師による指導を受けられるオンライン英会話です。
TOEFLiBTについては、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4セクションそれぞれについて豊富なレッスンが用意されています。
2023年7月26日からの新形式に向けた対策については、担任講師にAcademic Discussion Taskについての対策をしたいと伝えることで現段階では対応してくれます。
他のオンライン英会話に比べると、受講ができる時間が限られていますが(月~金 15:00~24:55、土・日 11:00~24:00)、夕方以降の受講をもともと考えられている方には問題なく活用できます。月額6,980円~。
無料で2レッスン受けることができるので、マイチューターのレッスン方式が合うかどうかを体験してみましょう。
TOEFLiBT公式のオンライン講座
TOEFL公式のオンライン講座である『TOEFL® Test Preparation: The Insider’s Guide』では、TOEFLが公式にアップロードしている動画を無料で見ることができます。(こちらも既に7月26日からの変更が反映されています。)
公式が出しているだけあって、TOEFLiBTのテストの内容だけではなく、申し込み方法からスコアの使い方まで網羅する内容となっています。
・TOEFLiBTの申し込み方法
・英語力を向上させる方法
・4セクションをいかに効率的に解いていくか
・TOEFL iBTのスコア方式
・テスト中の時間管理の仕方
・TOEFLiBTのスコアを就職や、留学、ビザ、奨学金にどのように活用するか
教材自体は、自分のペースで学習を進める形式で、6週間で完了することが想定されています(課金すると閲覧できる教材が増える仕組み)。
TOEFLiBTを受けよう!と思っている方はぜひ一度公式サイトをのぞいてみてください。英語だらけでわからない!という場合はまずは前述の参考書から取組んでみましょう!
よくある質問
TOEFLiBTはどこから申し込むの?
申し込みは、TOEFLテスト日本事務局のホームページから行います。
TOEFLiBTの受験料はいくら?
日本で受験する場合のTOEFL iBTの受験料は、以下の通りです。
USドルでの支払いとなるので注意してください。
TOEFLの試験時間はどれくらい?
2時間です。これまでと同じ4セクションで難易度も同じですが、2023年7月26日以降はこれまでの3時間から2時間に変更となります。
自宅から受けられるの?
新型コロナウイルス感染防止の対応策として2020年に自宅受験版TOEFL iBT Home Edditionという試験があります。こちらも7月26日以降からは2時間の新形式に変更となります。テスト内容・時間・料金も会場受験版と変わりません。
TOEFLiBTはメモをとってもいいの?
TOEFLiBTでは、メモをとることが許可されています(TOEICは禁止なので、これはありがたい)。とってもいいといっても、効率的にメモをとらなければ書いている時間がタイムロスになりかねないので、TOEFL対策でメモの取り方のコツも学んでいきましょう。
まとめ
TOEFLiBTの勉強法について、2023年7月26日からの新形式での変更点と合わせてご紹介しました。「英語」とひとことで言っても、4技能それぞれ求められることが少しずつ異なりますよね。
それぞれの対策もとても重要ですし、地道に苦手な部分をつぶしていくことが求めらます。ただし、どの学習においても、ベースとなるのは、語彙力(単語力)です。
TOEFL頻出単語で、TOEFLでよく目にする単語をインプットしつつ、TOEFLiBTに特化しない一般的な英単語をインプットしていくことも忘れずに!とにかくチリツモですが、単語は大事。
そして、あわせてアウトプットとして、スピーキングやライティングに覚えた単語を使っていけるようにしましょう!目指せ目標スコア!
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