NFTをいくつかもってるんだけど、もし売りに出したくなったらどうしたらいいのかわからない。。オープンシーでのやり方を教えてほしい!
そんな方に、OpenSeaで自分で価格を決めて、NFTを出品する一番シンプルな方法をご紹介します。
「NFTを出品する」というと、「クリエーターさんとして自分が製作したデジタル作品を出品すること」が頭にが浮かぶかもしれません。
今回は、クリエーターさんとしてではなく、「OpenSeaで購入したNFTをまた売りにだす方法/二次流通」について解説していきます。
マーケットプレイスに出品することを、「リスト/リスティング」と呼ぶので覚えておきましょう!
デジタルデータをNFT化して新規発行することを「ミント」、売りに出すことを「リスト」というよ! >>>ミントについて確認する
NFTの二次流通とは
NFTの二次流通とは、クリエーターさんが出品した作品を、購入者が再びマーケットプレイスに出品して売買を行うことです。
通常の売買であれば、クリエーターさんの「収入」となるのは、最初の購入者(上図Aさん)からの支払いのみとなります。そのやりとりされている作品が、その後どのように持ち主が変わろうとも、クリエーターさんにお金が入ることはありません。
しかし、NFTの二次流通の場合は、NFTが売買されて持ち主が移り変わる度に、クリエーターさんに「クリエーターフィー」として手数料が還元される仕組みになっています。
これによって、既に流通しているNFTを買うことで、間接的に好きなクリエーターさんのサポートや応援ができるね!!
OpenSeaのクリエーターフィー
OpenSeaでは、クリエーターさんが0%~10%でクリエーターフィーを設定することができます。
ただし、クリエーターフィーは、すべてのマーケットプレイスで設定されているわけではありません。そこで、NFTを高額で転売し、利益を得ようとするコレクターは、クリエーターフィーを強制しないマーケットプレイスを選ぶという近年の傾向がありました。
利益からクリエーターフィーがとられないから、全部自分のものになるってことね!
これを受け、OpenSeaでも一時クリエーターフィー撤廃の検討がされていましたが、2022年11月時点で継続が発表されました。
OpenSeaでリストする方法
スマートフォンでの操作で紹介していくね!
▼NFTをまだ始めてない!もってない!という方はこちらから始めましょう♪
それでは、手順を追って解説していきます。
▼まずは、いつも通りメタマスクのブラウザからOpenSeaに接続しましょう。
ブックマークにいれていない人は今やろうね!
▲メニューから「アカウント」、「プロフィール」をタップします。
持っているNFTコレクションの一覧が表示されます。
1.NFTを表示し「販売」をタップ
▲売りに出すNFTを選択し、「販売」をタップします。
▲価格設定に関する、このようなページが表示されます。
2.価格を設定する
ここでは、固定価格で自分で価格を決めて出品する1番シンプルな方法で進めていきます。
▲価格設定は自由ですが、コレクションの確認をして現在の相場を確認すると目安にできます。
▲価格を決めたら、入力します。
3.期間を設定する
画面をスクロールして、販売期間を設定します。
▲プルダウンから、販売期間を選べるので、1日から6か月の間で選択します。
1日から7日がおすすめです。それ以上売れなかったら価格設定を変えたりした方がいいかな!
4. リストを完了する
画面をスクロールして、販売価格の最終確認をします。
▲設定した価格、サービス手数料、クリエーター利益の記載と最終利益が表示されています。「リスティングの掲載を完了」をタップします。
サービス手数料が、リストするガス代(手数料)、クリエーター収益が最初に説明した「クリエーターフィー」だね。10%で設定されてるみたい!
なお、上図では「オファーを受け入れ」というメッセージが表示されています。わたしの所持しているNFTを「0.0081WETHで買いたい!」と言ってくれている人がいるということです。
NFTを売る方法として、リストせずにこのオファーを受け入れる方法も選択肢としてありますが、ここでは割愛して後日紹介します。
▲画面に従い、ガス代(ここでは出品手数料)を確認したら「確認」をタップします。
『アイテムが出品されました!』と表示されたら完了!売れるのを待ちましょう♪
最後に
OpenSeaでNFTを出品(リスト)する方法をご紹介しました。
ポチポチといくつかの作業をするだけで、すぐにリストが可能なのでとても簡単です。はじめてリストをする際は、売れたかどうか何回も何回もOpenSeaを確認してしまいました!
高額かどうかはあまり関係なく、はじめての試みが成功する悦びはとても大きいです。
いろいろなNFTを購入し、ずっと持ち続ける方もいらっしゃるかもしれません。ただ、そういう方でも、持っているNFTを手放して資金にして、新たなNFTを買うという機会もあるかもしれないので、今回のリストのやり方を知っておくと役立つはず!
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